“北ドイツ周遊の旅”2005年4月21日(木)~5月5日(木)15日間 ;
1982年から数えて 23年ぶりの北ドイツで...
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5/01 (日) 快晴日差しの強い一日 81km
Quedlinburg ―>Goslar : 朝食後、Quedlinburg9:00出発。B6―28km、Wernigerode、B6・6N―35km、Goslar9:30着。市内観光(旧市街・世界遺産);Marktplatz、Rathaus、グロッケンシュピールKaiserpfalz、Siemenshaus。
この町はハルツ山地の西端にあり、4万6千人の世界遺産の町です。
私はこの町の中世の雰囲気が好きで、1976年の5月1日~2日(1泊)、1983年4月4日(日帰り)の二回、Duesseldorfから凡そ片道350kmのゴスラーに遊びに来ました。
我が家の居間に鎮座している、1800年代の制作と云われる?人形は、29年前のこの日に、泊まったホテルの広間で催されていた、“蚤の市”で購入したものです。
Marktplatzマルクト広場では魔女の仮装をした女性達が中世風の屋台をやっていて、大勢の観光客や市民がビールを飲みながら、テューリンガー風ソーセージを美味そうに食べ、市庁舎前に作られたステージを見ている。パン屋、肉屋、矢場もあり、人物像を描く絵描さんが子供の顔を上手に画いている。金銀細工品、皮細工や手芸品も魔女が売っている。日本の縁日のように、いろいろと見て廻るのは楽しい。
町の看板にあるポスターを見ると、なんと嬉しい事に28日から5月1日の4日間“Walpurgisヴァルプルギスの祭り(魔女の祭)”をやっているようだ。
街中らしく、規模を大きくして皆で楽しんでいる。
ステージでは、3人の男性が上半身半裸の格好に皮ズボン、長靴で、バックパイプを奏でている。後の男が大太鼓を叩き、女性は魔女のメークをして、スティールギターを大音量で奏で、歌い踊っている。リズムがあって、腹に響く音量がすごい。背後の垂れ幕に、“Kradem Aventure“とあるがグループ名なのか?!
最近、ヒットしている曲のようで観客も調子をとっている。---耳についたリズムが日本に帰っても、鳴っている。
マルクト広場にはグレーのスレート屋根と白い壁を基調とする家々があり、広場の中央には、Reichsadler帝国の鷲をモチーフにした噴水が何故か?今日は赤い水を吹き上げている。
噴水はランメルスベルク鉱山から産出した鉱石を使用したブロンズ像だとか。
この噴水を中心に、広場の敷石は放射線状に敷きつめられている。
今日は人だかりで、その素晴らしさが見えないのが残念といえる。
ステージでは、子供達のHexentanzヘクセンタンツ(魔女の踊り)が始まっている。さっきのバンド・グループの魔女が、踊りをコーチし、一応、コンテストらしき事があるようだ。ちっちゃな子、双子の女の子、元気な坊や、お腹をだし、ちょっぴりおめかしした女の子たちが、皆上手に踊る。親もビデオ撮りで夢中だ。
グロッケンシュピール仕掛け時計は15時に鳴る。仕掛け時計の鐘の下が口を開け、最初に銀山を発見したと言う“騎士ラムの愛馬”が登場する。採掘シーンの昔と現在を再現した人形が鐘の音と共に、一方の出口から出てきて、ぐるり廻って反対側の口に消えていく。7分の間、広場の人たちは皆、グロッケンシュピールにくぎづけとなる。この仕掛は、ランメルスベルク鉱山採掘1000年を祝って作られたそうだ。
広場に面して、白い壁のアーケードが独特である市庁舎(15世紀、ゴッシク様式)、その横に、赤レンガ色の外観、壁には幾つもの皇帝の像が取り付けられた、Hotel-Kaiserworthホテル・カイザーヴォールト(築511年。昔はギルド会館であったという)があり、今夜此処に1泊する。全体の雰囲気がなんともいえぬ良さになっている。
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投稿日:2019/04/10