バハラァ フォート Bahla Fort

ニズワから車で1時間ほど走るとバハラに到着しました。オマーン北部アフダル山の麓にあるナツメヤシの茂る豊かなオアシス都市です...  続きを読む。このバハラには12～15世紀頃にこの地方を支配していたバヌ・ネブハン族によって築かれた高さ5 m、総延長12 Kmの城壁があります。オマーンは海からはペルシアの、陸からは遊牧民の攻撃にさらされていたため、どの町にも城壁があるのです。駐車場に車を停めてパハラ・フォートに入りました。フォートは粘土で作られていました。砂漠地帯のアラビア半島には「ワジ」と呼ばれる降雨時にだけ水が流れる涸れ川があり、ワジの土壌は粘土を多く含むため城壁はこの粘土を利用して作られています。城塞は石を土台に、日干しレンガを積み上げたもので、巡視路や監視塔も設けられていました。粘土と藁でできた高い塔もあり、日干しレンガの最高傑作とも呼ばれているだけあってとても美しく見ごたえがありました。オマーン最大級の城壁といわれており、一部屋ずつすべて回るのに2時間近くかかりました。  閉じる

投稿日:2019/12/04

バハラァの見どころの一つになっているバハラァ・フォートは13～14世紀にかけて建造された城塞。
その頃のバハラァは、12...  続きを読むkmもある城壁で囲まれたオアシスの中の町だったのだそう。

そのバハラァ・フォートは、1987年になるまで修復が施されなかったため崩落が進み、世界遺産に登録された翌年の1988年には危機遺産の一つにもなっていたそうです。
修復が始まったのは1990年代になってから。
2017年1月下旬には既に公開されていましたが、城塞内部の各部屋のインテリアや調度品は再現されておらず、見応えに欠けたのが残念。
今後、内部再現作業もしてもらいたい遺跡だと思います。
屋上からの周辺の眺めはよかったです。

バハラァ・フォート外回りは歩いて一周でき、かつての城壁の一部が近くの丘に残っているのが見られます。
無料駐車場脇には、今では廃墟になった土壁の町並みや小規模な灌漑水路もありました。
お時間がある方は寄って行くといいですよ。

チケットは500バイザ（1リヤル・オマーンの半分で、約148円）。
オープン時間は9：00～16：00ということでしたが、金曜日は8：00～11：00までなので要注意。
城塞内には簡単なカフェやトイレがありました。  閉じる

投稿日:2017/02/17

オマーンの現地旅行社に依頼して、世界遺産のバハラァ フォート（バハラ城塞） 、アフラジ灌漑設備、バット等に行く、専用車とド...  続きを読むライバーを手配して周りました。また、サラーラまで国内線で飛び、世界遺産「乳香の土地」の構成資産を訪れました。  閉じる

投稿日:2015/09/20

マスカットから日帰りでニズワへ旅行した際に、バハラァにも足を延ばしてみました。
ニズワからは乗合タクシーを利用して30分...  続きを読むくらいでしょうか。
改装中で、中には入れなかったのが残念です。

帰りはバハラァからマスカット行きのバスに乗ったのですが、
乗り場で待っていると地元の少年達が気さくに話しかけてきます。
バスがだいぶ遅れたのですが、やっと来たよ！よかったね！と言われたときには、私の目ではぜんぜんバスの姿など見えず･･･（コンタクトして0.9くらいです）
目の良さが全然違う！  閉じる

投稿日:2013/05/24

残念ながら長い間改装中で見学はできないのですが、周囲から見る事はできます。
またバハラァフォート周辺には小さな村があるの...  続きを読むですが、まるで原油が発見される前のようなオマーンの名残があってこちらの方が見学して興味深かったです。
オマーン人は全体的に温厚で親切なのですが、郊外に行くほどもっと親切で温かみある人が多いような印象です。  閉じる

投稿日:2015/02/16