ホテルスパにより、旅行が台無し

到着の翌日に家内がホテルのスパを利用しました。室内が寒すぎたため温度を上げるよう依頼しました。マッサージ師は英語がわからず受付スタッフを呼びに行き、スタッフは「OK.OK」と2-3秒の対応でした。その後少し眠り身体が凍り付いて震えを感じました。マッサージ師は英語がわからず、寒さに我慢してマッサージが終わるのを待ちました。終わって明るくなってエアコンを確認すると22度の設定になっていました。裸での施術で温度を上げてくれと頼んだのに22度とは！ずっと感じた凍るような感覚から、受付スタッフが間違えて温度を下げたと確信しました。
部屋に戻って風呂で長く身体を温め、風邪薬を飲むなど、あらゆる対策を取りました。しかし風邪を引いてしまい、翌日、翌々日とも観光・ショッピング中に気分が悪くなり、途中で切り上げて戻りました。
そこで翌々日に客室支配人にクレームを言うと、スパ受付スタッフを連れてこられましたがスタッフは「間違いなくエアコンを切った」と言う。自身の保身のためか。これでは埒が明かないと、まずホテル側で事実確認をしてもらってから、来てもらうことにしました。
その後、客室支配人が受付スタッフとマッサージ師とともに部屋に来られましたが、受付スタッフは「間違いなくエアコンを切った。マッサージ師が終わって空気がこもっていたのでエアコンを入れた。」と、こちらの主張を真っ向から反論しました。家内は身体で信じていることを、2-3秒の対応についてどうして確信をもって反論できるのか？こちらが嘘をついているとの反論と感じ、非常に憤慨しました。家内は興奮して主張したため、風邪がさらに悪化しました。客室支配人は単に「申し訳なかった」と言うだけで、話は平行線になりました。これでは謝罪の意味がありません。
その翌日は家内は風邪のために起き上がれず、1日中寝たままとなりました。忙しいと渋る客室支配人と話し合う機会を持ったところ、「受付スタッフとマッサージ師とのコミュニケーションが悪かった。その改善とともに、温度についてお客様の要望を聞いてきめ細かく対応するように改善策の実施をすることにした。」とのこと。
どうして前日にこのような話ができなかったのか。客室支配人として、受付スタッフにこちらの主張を反論させ、単に謝るだけだったのか。また翌日の話し合いは私のみで、家内には一切の説明・謝罪はありませんでした。一連の客室支配人の行動について、顧客対応の資質が欠如していると思い、５ッ星とするホテルにも不信感を持ちました。
いずれにせよ、このスパ受付スタッフのミスで、楽しみに計画していた5泊6日の旅行を台無しにされ、憤懣やるかたないです。風邪をこじらせ、帰国後も苦しんでいます。

その一方で、クラブラウンジの担当スタッフはとても丁寧で親切でした。ドアマンは、向いのコンビニから戻る時、車の流れが切れるのを待っていると、わざわざ迎えに来てくれました。