サービスは期待できないが、安くて便利なホテル

宿泊棟は、パトンのランドマークであるビルディングのパラダイスウィングと、プールを囲むロイヤル・ウィングがあり、ロイヤル・ウィングのスーペリアに宿泊をしました。

ホテル前に広がるパラダイス・コンプレックスにはマッサージ店や日本人が常駐する旅行会社3社があり便利です。ただし、ゲイのお店が集まっているので夜遅くまでうるさいです。
予約時にパラダイス・コンプレックスからの騒音で眠れないことを心配して、コンプレックスから離れた部屋をリクエストしましたが、一番近い部屋でした。このホテルではその程度の配慮です。デラックスの部屋はスーペリアより離れているそうです。ただ、宿泊したスーペリアでも、静かではありませんが眠れないほどの騒音ではありませんでした。
部屋はベランダからプールを望むことができて、リゾートらしさがあります。床がタイル張りで気持ちよく、バスルームも浴室とシャワーブースが分かれているので使いやすかったです。ただし、シャンプーはまるで食器用洗剤で、髪の毛がバサバサになったので、近くのコンビニで購入したものを使用していました。
朝食はブュッフェ形式で、美味しくはありませんが、中級ホテルにしては品揃えが多いでしょうか。受付や卵料理には従業員がいますが、挨拶もすることもなく、嫌々仕事をしているようでした。
夕食に最上階にある中華レストラン「ロイヤル・キッチン」に行きました。夕食時間であるにも関わらず、私たち以外にお客が全くいない状態で、夫婦でセットメニューを注文しました。驚くほど美味しくなく、どの料理も味付けは同じでしつこく、食べるのが苦痛でした。デザートには、砂糖水に氷と銀杏の実をたくさん入ったものがでましたが、とても食べられたものではありません。お酒を飲まないで費用は2人で３３００バーツです。お客が誰もいないのは当然でしょう。
　従業員は無愛想で不親切です。滞在中に挨拶をする従業員はいませんでした。ホテルでのサービスは一切期待しない方がいいでしょう。また、レストランもお薦めできません。ただし、宿泊料金が比較的安く部屋の設備面が整っており、近くのパラダイス・コンプレックスにあるマッサージ店や旅行会社があるので便利です。ビーチからは遠く、歩いて２０分ほどです。