≪ドイツ16年ぶりの再訪:⑧フランケンの王冠と呼ばれたコーブルク大城塞は美しい姿で高台に立っている≫
<2001年5月10日(木) 快晴 >
Coburgコーブルク市内観光:Veste Coburgコーブルク大要塞・武器博物館など、市庁舎、Schloss Ehrenburgエーレンブルク宮殿・公園、人形博物館。
B289・L?=>Ahornアホルン・古城ホテルHotel Schloss Hohensteinホーエンシュタイン 17:20到着。
コーブルクの近郊なのにB289・L?を行き過ぎたりして、森に囲まれた古城ホテルを見つけるのに時間がかかった。戻り道でこんもりとした森と城らしき建物に気がついて、山裾を回ってみた。森の中を進むと目的の古城ホテルが現れた。
コーブルクからここまで27kmも走ったが、ナビがあれば半分で済んだろう。
アホルン・古城ホテル ホーエンシュタインには17:20到着。
<(1泊)Hotel Schloss Hohenstein古城ホテル ホーエンシュタイン>
D-96482 Ahorn 、Hohenstein 1
全13室・?星、Park-Suite庭園側のスイート 、DM200(@56=11,200円)
コーブルクの近郊にあるこんもりとした森の中にこの城はある。
1306年、Otto von Brandenburg, Markgrafオットー・ブランデンブルク辺境伯の妻であったJutta von Hennebergユッタ・ヘンネベルク, Gräfin von Coburg und Schmalkaldenコーブルク・シュマルカルデン伯爵夫人(1247年~1327年)の居城として建設された。
1525年農民戦争で被災するも、1573年には再建された。
1763年、時のコーブルク領主Ernstエルンストにより、今日ある城郭や庭園の姿に改築された。
1941年にはドイツ帝国郵便に売却され、老人ホームなどに使用されることとなった。
1989~96年に高級ホテル・グルメレストランに改装され、現在は二人のオーナーシェフにより営業されている。
城の周辺には森が広がり、城門の前面にはロココ風SchlossPark城内庭園がある。庭園傍には礼拝堂があり、結婚式に利用されているそうだ。
古城ホテルは天守閣を中心にして長方形の城郭が築かれている。城門をくぐると中庭があり、これを囲んでレセプション、レストラン、ホテル宿泊棟、会議室が設けられていた。
今夜の部屋は1階のどっしりした、ドアーを開けた暗い廊下の先にあった。
広いサロン付のスイート(28㎡)が用意されていた。
スイートは3室あり、二つは2階にある。希望したバス付のダブルルームは無いため、ちょっと格上げのスイートにしてくれたようだ。
尚、現在は<Romantik Hotel Schloss Hohenstein>と称している。
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地域の古城ホテルとして、かつて小さな古城ホテルに泊まった事があった。
帰国辞令を受けて、受験期の長女の為に、家族を早めに帰国させていた。
それで、1985年4月6日、この時は一人でフランケン地方を訪れ、一泊した。
(当時はHotel Schloss Hohensteinはまだ開業していなかったのだ)
古城ホテルSchloss Neuhofノイホフ城(Wohnheim Schloss Neuhofと称する)
D-96450 Coburg 、Neuhofer Str. 20
ノイホフ城はコーブルクの町から北に2kmと近く、ホテルとレストラン、野鳥公園を備えていたので、利用しやすかったのだ。
1973年、Schwanstecherシュヴァンシュテヒャー夫妻が魅力的な、かつての水城を購入し、ホテルとレストランを経営した。だがその後経営不振で倒産してしまい、
現在はWohnheim Schloss Neuhofと称した地域の福祉治療施設となっている。
古城ホテルも中々経営は難しいようであるが、古城街道で2泊したノイブルク城のように経営を再開することもあるかもしれない。
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