プーカム交差点角に位置するアイビスブランドのホテルです。チェンマイ市街西部は、ニマンヘミン通りを中心にカワイイ系の街づくりがされていますが、こちらも玄関前にはカワイイ系の人形、ロビーのデザインも同様です。アコーホテルズの平会員ですが、予約したスタンダードルームからデラックスルームへアップグレードされました。客室に向かおうとエレベーター前に立つと、階数を示す数字が床に表示されているのに、少し驚かされました。しかし客室階のエレベーターホールは薄汚れ、窓ガラスもきれいではなく、一気に印象が悪くなりました。アサインされたデラックスルームは広く、大きなソファーもありますし、壁の照明などデザイン的にも面白いのですが、窓が小さく暗めです。それでいてデスクにライトがないため仕事には向きません。またスリッパがないため裸足で歩こうと思ったら足が冷たく、結局靴で過ごす羽目になりましたが、日本人のメンタリティーには会いにくいですね。また冷蔵庫には前客の残していったアイスクリーム(冷凍庫はないので、すでに液体になっていましたが…)が入ったまま。WiFiは飛んでいますが、動画が見られるほどのスピードはありません。バスルームは手狭で、バスタブはなくシャワーブースのみ。それは構わないのですが、湯音が安定していないのは、冬場は冷え込むチェンマイ、ちょっと利用を控えたくなります。翌朝にスイミングプールを見に行きました。小さなプールでありながら、デザイン的に面白味のあったのですが、ソファーもくたびれ君で、清潔感は今一歩でした。朝食会場は90%以上が中国人団体客で、ホテル前にもツアーバスが横付けされていましたが、これがアップグレードの要因であったようです。ちなみにタイ語は表音文字ですが、綴りを読むと”アイビス”とあります。”イビス”と言ってもタイ人にはなかなか通じない思います。