小高い丘の上に建っています。
ただし、ウユニ塩湖が見えるという訳でもなさそうです。
塩湖は ずっと先にあったように思います。
また、見晴らしのいい塩湖側は客室ではなく、共用スペースになっており、何でこんな勿体無い構造なのかと首を傾げました。
増築に増築を重ねたのでしょうか?
私達の部屋は玄関からずっとずっと先で高山病の身にとっては部屋まで辿り着くのに息切れがして途中のベンチで何回も休まなければなりませんでした。
二人でしたが3ベッドのお部屋で、トランクを開けっ放しでもOKなのはラッキーでした。
2連泊しましたが、チョッと覗いた他のお部屋はコンパクトで2人で荷物を広げたままでは狭過ぎるな~と思いました。
私達の部屋の窓は申し訳程度に付いているだけで外の景色は見えません。
シャワーも固定式です。シャワーキャップは備えられていないので持参をお勧めします。
部屋の床も荒塩が敷き詰められています。掃除なんてするのかな?と思っていましたが、ちゃんと箒で掃いていましたね。
廊下も塩が敷き詰められているのでトランクを運ぶのも大変です。
掛け布団が物凄く重たい! 50年位前の日本の木綿布団みたいです。
冬場は余程寒いのでしょうね。この時期でも電気毛布が使えて暖かかったです。
お隣のパラシオ・デ・サルに泊まった人に訊いたのですが、掛布団はやはり重たかったそうです。
食事は最悪だと聞いていたのですが、そんなことは無く、バイキング形式で十分満足できました。
「全てが塩で出来ている」のがウリのホテルですが、レストランのテーブルや椅子が塩で出来ているのはほんの一部でした。
ウユニ塩湖の必須アイテム「長靴」はパラシオ・デ・サルで貸して貰えました。
このホテルでレンタルが有るかどうかは不明です。
ホテルのロビーには酸素ボンベが備えられてましたが、吸引しても高山病はあまり改善したようには思えませんでした。
マチュピチュや黄龍に行った時も高山病とは無縁でしたが、ここウユニでは負けてしまい、写真を撮る元気も、朝焼け夕焼けや満天の星空?の景色を見る気力も失せてしまい残念でした。
また、年末年始では雨の量が少なく一面の「天空の鏡」を観るには少し早いように思いました。2月頃がベストシーズンのようです。
「晴れ女」を自負している身ですが、今度ばかりはそれが仇となったようです。
最近は何処に行っても中国人ばかりで「ここは中国かいな?」と思う事しきりですが、年末のこのホテルの満席のレストランでは日本語しか聞こえて来ませんでした。