南ドイツとオーストリア周遊の旅:
( 2004年4月21日-5月4日 :2週間 )
*ドイツ・バイエルン国王 ルードヴィヒ2世 と
オーストリア皇妃 エリザベート ----愛称 “シシー” を 巡る旅*
4/30(金)~5/03(月):3泊
Starnbergersee:Golfhotel Kaiserin Elisabeth
シュタルンベルガー湖畔:ゴルフホテル・カイザリン・エリザベート
4星、全51室・4星、 120x3 Euro=360
D-82340 Feldafing 、Am Starnberger See、
TEL:49(0)―8157―93090、FAX:49(0)―8157―9309133
http://www.kaiserin-elisabeth.de
ドイツアルプスの高い山々・・・3000m弱級・・・は暖かな陽気に少しずつ雪を融かしてきていますが、南バイエルンの野から見上げる山々は雪で白々と見えます。このホテルの庭からも、ドイツアルプスが湖の先に白く遠望できます。
ホテルの庭にはオーストリア・ハンガリー帝国のエリザベート皇妃の座像があり、ホテルの正面テラスレストランから良く見える小高くなった場所に置かれています。ここで皇妃は座りながら、物思いにふけっていたそうです。
ホテルの2階には、オリジナル“Sisi-Suiteシシーのスイート”という部屋があるそうですが、残念ながらのぞいていません。
ホテルの本館と別館には65の部屋と1スイートがあり、正式なレストランも、テラス、室内と幾つもあり、また、バイエルン風なレストランやビールバー等もあって、様々な客の要望に対応出来るようにしている。
この近くには“エリザベートの散歩道”が標識で示されており、なだらかな道が湖畔まで、続いています。あの独特の急ぎ足で、お供がついて行くのが難しいあの速さでこの道を散歩したのでしょうか?!!
子供時代をこの近くのPossenhofenポッセンホーフェンの城で過ごしたエリザベートはこの地を愛して、オーストリア皇妃になってからも、しばしばこの地を多数の随行員と愛馬と共に訪れた由です。このホテルで24回の夏を過ごし、それは都度、数週間も滞在したそうです。
皇妃のまた従兄弟に当たるバイエルン王国のルードヴィヒ2世ともこの地でよくお会いになり、1886年6月13日、王のBergベルクでの不慮の死には、この地から皇妃は駆けつけたとの話も残っています。
皇妃が最後の夏を過ごされたのは1894年ですが、ホテルのその長い歴史の中で、もっとも著名なお客様と言えましょう。
この地はミュンヘンから30kmの近さで、古くからシュタルンベルガー湖畔のリゾート地として栄えてきたようです。1508年に当地に教会が建てられ、このホテルの原型とも言うべき宿屋がその隣に見られました。
その後は19世紀頃、帝国議員がホテルのオーナーになり、更に1856年にはミュンヘンの資本家が買い取り、大きなテラスを持つホテルに改造されました。
新しく鉄道が敷かれるとスイス風のスタイルに拡大され、1898年、皇妃が暗殺された後の1905年にはウイーンの王宮の勅許により、ホテル名をホテル・カイザリン・エリザベートとすることが許され、今日に至っている。
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次は以下に訪れた。
ドイツ バイエルン州;バイエルン王国の周遊
:アルペン街道・キーム湖・ドナウ、イザール、イン川を巡る:
期間:2008年4月17日(木)~5月1日(木)15日間
4.19(土) 小雨後晴 13.5℃、 95km
Starnbergersee湖周辺巡り:
近くのGolfhotel Kaiserin Elisabeth 、 Feldafingでお茶14:00~15:00、
”Golfhotel Kaiserin Elisabeth ”で4年ぶりの夕食・庭園の散策18:00~19:30