お手軽なバンコク・パッケージツアーで使用される定番ホテル。バンコク・ナビによると日本人客が70%だとか、なるほどロビーには日本人が溢れかえり、ある種の安心感がある。だが、安価ツアーに利用されると言っても、なかなか立派なホテルで、今回は個人旅行でも利用してみた。バンコクにを訪れ始めた頃、3度程このホテルでお世話になっており、勝手知ったる何とやらだ。
今回は野郎5人をアテンドしての訪タイなので、私1人の時みたいに冒険的なホテル選びは出来ないので、料金の割りに豪華さをも兼ね備えた無難な当ホテルを選んだのだ。
少し歩くが、BTSのナショナルスタジアム駅まで行けば、MBKで買い物三昧、そこからBTSでソイカ、パッポンなどの男の楽園までアクセス良し。ここまでは、白いロングタイプのツクツクで送迎してくれるが、1度も利用した事がない。
更にラマ1を渡り、ラマ6を進めばすぐに激安マッサージ店のボタン。ただ、手前の古式、奥のパーラとも完全なタイ人向けなので日本語オンリーではチト辛い。
食べ物も有名なソンブーンの本店、知る人ぞ知る北京菜館が徒歩圏内。更に、ホテル階上の中華料理店”フーマンラウ”有名だ。昼食の飲茶食べ放題は330バーツだとか。但し1階の日本料理店は頂けない。餃子を試しに食べてみたが2度と食べたくない。
また、ホテル前の古式屋は料金が高い高い。ホテル内にも古式屋がある。こちらは雰囲気は最高点が付けられるものの、男性にはもれなくお誘いがあるので注意。
この時は、早朝便での到着だったので、ホテルに着いたのは7時前。タイのホテルは、大概建前だろうチェックイン12:00などとうたっているが、早朝便でホテルに行っても断られた事は1度も無い。まあ、一度旧プレジデントで、空室が無かった様で、1時間待たされた事は有る。
今回は、6室が必要という事もあり、2度目の待機を強いられた。しかし、感心な事にフロント嬢はドリンク券を6枚寄越し、「レストランで飲み物でも飲んで待っていてね」、とサービス満点。ここは部屋にウェルカムフルーツが用意され、ウェルカムドリンクの券を貰うのは初めてだ。ダメもとで、「ドリンクよりも朝食がいいなあ」、とあつかましく言ってみるが、「ダメよ」、と軽くいなされてしまった。
野郎どもは、好き勝手にバンコクを満喫し、最後に近くのテスコロタース(ここの開業日もたまたま当ホテルに宿泊していた)でたらふく土産物を買い込み帰国。そして、「あんなホテルに3000円台で泊まれるなら、またバンコクに来たいな」、と口を揃えた。