ポサダ パラシオ デ ケルース ヒストリック ホテルのクチコミ

23年前にケルース王宮を見学に来た際に泊まりたいと思ったポウサーダです。今回はシントラで1泊した後にここにも1泊することが出来ました。シントラを出たのが夕方で鉄道で移動したのですが駅周辺はアフリカ系の住人が大勢いてちょっとびっくりしました。特に危険な感じも無く歩いてホテルまで向かいましたが、これはちょっと失敗でした。かなりの距離があるのでタクシーにすればよかったと思います。フロントでのチェックインはスムーズでしたが、クレジットカードが機械の具合で受け付けなかったのは困りました。これはポルトガル全般でも何回もあったトラブルです。ポルトガルを旅する場合は何種類かのクレジットカードが必要です。部屋は1階の王宮側の大きな部屋でした。バスルームも広くて快適な滞在ではありましたが、空調の調整が難しくて窓を開けましたがとても重たい上げ下げ窓には閉口しました。翌朝は天気も良く早朝から王宮周辺を散歩することが出来ました。朝食は1階のダイニングでいただきましたが、宿泊者の数に対して料理の種類と量の多さにはビックリしました。チェックアウトは12時なので朝一番で王宮の見学に入ったのも正解で、見学を終えるころにリスボンからクルーズ船の団体バスが何台もやってきました。それだけでもここに泊まる価値はありました。

スイートルーム1泊2食付きで格安。チェックイン時、こちらから夕食付きだと言わないと、何も説明してくれなかったのは残念でしたが…。
夕食は道路の反対側、ケルース宮殿の建物内でのレストランになります。コース料理を頼むことができました。（飲み物は別料金）
部屋はとても広く、天井も高くてまさにポウサダに泊まった感が味わえます。
駅からは歩いて15分ほど。ケルースの駅は住宅街のそこそこの利用者数の駅という感じで、利用しませんでしたがタクシーも泊まっていました。

　ケルース宮殿の向かいにあるロココの影響を受けたピンク色の元衛兵詰め所を利用したホテルです。
　館内には女王マリア一世によって建てられた劇場が残されています。
　宮殿のかつての厨房がレストランになっており、アルコバサ修道院の台所でも見かけたような古い巨大な煙突が残されていて、壁には宮殿で使われていた銅鍋などが展示されていました。カジュアルに食事をすませたい時は、近くに地元客で大繁盛の食堂もあります。
　人手不足か受付に誰もいないことも珍しくなく、部屋のティッシュボックスが空っぽなことを指摘しても、改善されませんでした。広々した部屋ですが、全体的に設備は古くなってきています。こちらを拠点にして、シントラ・カスカイス自然公園内の名所を観光しました。

ポサダ パラシオ デ ケルース ヒストリック ホテルはケルースの宮殿の正面にあります。暖色系統の外壁をもつちょっとしたシャトーの雰囲気のある建物です。平地にあるので，上下の変化はありません。
巨大ホテルではありません。中クラスの客室数でしょうか。客室は落ち着いた内装で休まります。ここに泊まるといかにもヨーロッパに来た，という感慨にふけることになりでしょう。

とっておきの裏技？クリスマスイヴ→クリスマスをここのポウサーダで過ごすとクリスマスのスペシャルサービスとして写真のようなものが。画像では隠れてますが、他のお菓子や、２杯分のポルトー《赤》もありました。