立地以外の点は全くオススメできないホテル。料金が安い時期なら割り切って宿泊するのはアリかもしれません。
年末年始に宿泊したため、一泊約1.5万円であり、サービスの質や客室を考えると割高でしたが、他のホテルがもっと高額であり、また空きがあるホテルも少なかったため、やむを得ずこのホテルを選びました。
次回ザルツブルクに滞在する時には、選びたくないホテルです。
立地:
中央駅から徒歩8分程度。中央駅西口(賑わっている方の出口)を出て左側の道を道なりにずっと歩いて行きます。高架下をくぐりながら道なりに左折し、イムラウアーホテルの手前の道を左折したところにあります。
また、ミラベル宮殿のすぐそばです。
レセプション:
ドアを開けると、すぐに階段があります。ホテルの受付まで行くためのエレベーターはありません。それなりの段数があるので、大きなスーツケースを持っている人は大変だと思います。私は機内持ち込み用の小さなスーツケース一つだけでしたが、スーツケースを持ちながら階段を上がるのは大変でした。
チェックインすると、デポジットが必要と言われ、100ユーロ分のクレジットカード決済を求められました。チェックアウト後に何も請求がなければ、デポジットの100ユーロは即座に返金するとの説明を受けましたが、あまりいい気はしませんでした。
また、デポジットは(一時的に)クレジットカードで支払いを求められたのに、数ユーロ程度の観光税の支払いは、クレジットカード払いは受け付けず、現金のみと言われ、嫌な気がしました(今回の旅で宿泊した他の全てのホテルでは、観光税や市税の支払いは全てクレジットカード払いができました)。
レセプションではザルツブルクカードを販売していましたが、クレジットカード払いができないと言われたので、ホテルでは購入せず、ザルツブルクのインフォメーションで購入しました。インフォメーションではもちろんクレジットカードは使えます。
スタッフ:
大晦日にチェックインしたところ、普段着のような服装の男性が受付の対応をしていました。男性の感じは良かったです。翌日以降は、スーツを着た女性が受付をしていました。感じは良かったです。
客室:
客室がとても暗く、入り口付近のスーツケース置き場に置いたスーツケースの中身がよく見えず、とても不便でした。
また、室内のインテリアはとても安っぽく、数か所、むき出しの木で加工されており、日曜大工で仕上げたような感じでした。
エアコンはなく、入り口付近にヒーターが設置されていましたが、ヒーターを入れても部屋が温まるまで時間がかかり、寒かったため、翌日、布団を一枚リクエストしました。
浴室:
換気扇のスイッチを入れると、かなり強く換気され、冬は寒いです。バスタブはありません。シャワールームの水はけは良いです。
数日滞在しましたが、排気口にたまった髪の毛が残っていました。また、バスタオルに髪の毛がはさまっており、気持ちが悪かったです。
その他:
客室に冷蔵庫はなく、共有部分に冷蔵庫の置いてある部屋があり、自分が飲んだものを、部屋に備え付けた帳面に記載し、後に支払いをするというシステムのようでした。部屋に冷蔵庫を置けば済む話だと思います。
また、枕の横に髪の毛が落ちていました。きちんと掃除をしていないのかもしれません。
朝食は食べていないのでわかりません。