2011年9月初めに5泊した。旅行会社に航空券とともに予約した時、その会社のツアー等で使用するロンドン市内の3★のホテルより、5泊もするのだからこちらの方が、と紹介された。ヒースロー空港から地下鉄ピカデリー線でそのままのサウス・ケンジントン駅下車で数分と便利。おまけに、ホテルは「静かなところに」あるものの、駅の周辺からは、おいしいレストランが沢山(フランス、イタリア、トルコ、モロッコ、タイ、日本、…)あっていいところだ。部屋は115室と云うので、日本流では2階だと思ってリフトで上ろうとすると「違う」という。フロントの所から階段を上がった所の部屋。昔はなんだったのだろう?日本では「女中部屋」だが、英国では天井部屋がそうなので、ここは荷物置き?窓は1か所でしかも見えるのはホテルの壁と配管のみ!部屋が狭いのは覚悟の上だが、TVのコントローラが壊れていたり、新品と交換してみらっても、ガイドブック通りには使えなかったりした。やはりおかしな部屋かな?バスはシャワーだけだが狭くて、あとで付け足したようなドライヤにぶつかる。このシャワーがひどくて、狭いシャワー室で最初は水しか出ない。一杯にハンドルを回して50秒くらいたつとやっと湯になる。それまでは、心臓麻痺にならぬことを祈りながら、冷たい水をあびるわけだ。まあ、それでも湯を被ると熱くはないが、それなりに体がホカホカするから不思議なものだ。夜は、想像以上に静かでよく寝れた。しかし、9月4日(日)の朝1時半頃に目が覚める。異常なドラムやラッパの音が聞こえる。最初はホテルのどこかの音かと思ったが、そうではなくて外から。騒々しくて寝れない。朝の6時頃に音が止んだ。フロントに苦情を言い、我々のへただけがうるさいのか?それなら即刻部屋を換えろといったところ、どこでもうるさいという。日本でなら、騒音防止条例か、営業妨害罪になりそうだが。日曜夜に戻ってフロントでいうと、「ジャズのグループに音量を半分にしてくれと頼んだら、彼らはそれでは中止した方がましと言ってたので、今日は大丈夫だろう」という。ところが、月曜の朝の2時頃にまた目が覚める。ジャズの音だ。どこがこう騒音をまき散らしているのか不明だが、このホテルにとまってみて、他のことは我慢できても、土曜と日曜の夜のジャズだけは、睡眠妨害になるので、宿泊されないことをアドバイスします。値段が半分でも1/10でもおことわりだ。他のまともな部屋の宿泊者もこの音だけは同じだと思う。