【ドイツ16年ぶりの再訪:文豪ゲーテ・シラーの町、ワイマール一番のホテル エレファント(象)に泊まる】
*ゲーテ街道・ドレスデン・マイセン・古城街道を巡る*
( 2001年5月3日~5月14日:12日間 )
明日からゲーテ街道を走る。“ドイツ人の心の故郷”と旅行会社の宣伝文句にある、この街道はFrankfurtフランクフルトから東に走り、Hanauハーナウ、宗教都市Fuldaフルダを通り、EisenachアイゼナハやErfurtエアフルトといった“ドイツの緑の心臓”と呼ばれる、深い森が続く森林地帯Thueringenテューリンゲン地方を過ぎ、かつてのワイマール公国の古都Weimarワイマールに至る。
更に東に足を伸ばすとJenaイエナ、その近郊にあるDornburgドルンブルクの古城群、そして最終地Leipzigライプチッヒまで400kmの街道である。
<2001年5月6日(日) 雨 101km>
この旅で『ドイツ感傷旅行の第一回』がスタートする事となった。
(1泊)Hotel Elephantホテル エレファント(象)
D-99423 Weimar 、Markt 19
TEL:49(0)3643-8020
5星・全99室。201号室=DM295(16,815円) (Park代は別途徴収 DM22(1,245円)
町の中心であるマルクト広場に面して建つ4階建てのホテルは1542創業の町一番のホテルだと云う。Elephantエレファント(象)はその当時、その巨大な姿が珍しく、敬意の対象になっていたようで、こうした名がつけられたとか。
由緒あるホテルの歴史に彩りを与える顧客には、名だたる作家、音楽家たち、即ちゲーテ、シラー、バッハ、リスト、メンデルスゾーン、ワーグナー、トルストイ、トーマス・マンなどの名が残る。
1993年にホテルを大改装し、2000年にはStarwoodグループ入りした。
2024年現在は「ホテル エレファント ワイマール オートグラフ コレクション」という。
部屋の値段も高いだけに、さすがにアールデコ調のシックで落ち着いた、立派な部屋でした。
【夕食:ホテル エレファントのレストラン ・Anna Amaliaアンナ・アマーリア】
19:00~21:00
この旅一番のお値段となった夕食代はDM263.59 (15,000円)
”Anna Amalia”アンナ・アマーリアの名はゲーテの時代にワイマールの啓蒙的公妃であったアンナ・アマーリアに因んだものである。
シェフはイタリア人・Marcello Fabbriが勤める。
オーダーした飲物は食前酒にFino del Puerto Sherryシェリー酒を、ワインはザクセンの辛口の白Schloss Proschwitz・Kabinett(DM95・5400円)、食後にコーヒーを頼みました。
スープはシュパーゲル(白アスパラ)のスープ。
メインに私はFilet von Dorade(鯛)”Royal”、
家内はKalbsfilet(子牛のフィレ肉)を。
これにアスパラのリソットを一皿、別につけたのですが、イタリア人シェフだけに気に入った味でした。
料理・ワインは美味しく、十分に私は堪能したのですが、家内が体調不良で、折角の夕食も半分も食べられずに終わってしまったのは残念なものでした。
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写真は
①ワイマールの市内観光:右上から時計回りにマルクト広場、市庁舎、Wittumspalais
ヴィトゥムス宮殿、ホテル エレファントの駐車場入口とホテル正面
②左上から時計回りにゲーテ街道図、国民劇場と文豪ゲーテ・シラー像、この旅のレンタカーVolvo S80 2400CC Diesel Automatic、ライラックの花が咲く季節
③ワイマール:左上から時計回りにホテル エレファント正面、レストラン アンナ・アマーリアでの夕食、ライラックの花、国立劇場と文豪ゲーテとシラーの銅像、ホテル エレファントのレストラン アンナ・アマーリア前で撮って頂いた。