ガルミッシュ・パルテンキルヘンは1936年冬季オリンピックが開催された町で、一帯はスキーリゾートといった雰囲気。私たちはツアーでスキーシーズンオフの4月末に訪れました。雪が残る山々に囲まれ、スイスの山荘を思わせる建物が並ぶ風光明媚な所でした。
客室は隣りの部屋との間にドアがあり、私たちが宿泊した時は鍵がかけられていましたが、続き部屋にできるようになっていました。
ベッドはシングルサイズのツイン。こじんまりとしていますが、小さいテーブルとイスもあり、くつろげるようになっていました。
布団がシーツをかけた薄い毛布(?)のようなもの1枚なんですが、軽くて着心地がいい。かと言って寒くもなく、気持ちよく眠れました。
冷蔵庫・セーフティーボックスあり。靴磨きスポンジ、ソーイングセットあり。バスルームにはドライヤー、ティッシュボックス、拡大鏡もあり、化粧水や石けん、シャンプー(コンディショナー入り)、ボディーソープなど必要なものはきちんと揃っていました。
掃除も行き届いていてバスルームもきれい。気持ちよく宿泊できました。
2基あるエレベーターのうち左側のエレベーターはとても小さく、スーツケースを持って2人ぐらいが乗ると一杯になってしまいます。建物は低いので、荷物がなければ階段を使った方が早いかもしれません。
レストランもホテルの他の場所同様、木の温もりが感じられるインテリアです。夕食時は民族衣装を来たフロアスタッフが接客にあたってくれます。一緒に写真を撮らせてもらいました。
ここはモーニングコールも機械の音声ではなく、ちゃんと女性がかけて来てくれました。「モーニングコールありがとうございます」と言ったら、電話の向こうでほほほと笑い声が聞こえました。人間的な感じがしてイメージアップです。
夜遅く着いて翌朝早く出発したため、周囲の散策などができなかったのが残念です。
帰国後、G7エルマウ・サミット(先進7カ国首脳会議)がこの近くのエルマウ城で行われたことを知りました。パルミッシュ・ガルテンキルヘンは名前も聞きなれない街でしたが、そんな所に滞在できたことがちょっと自慢になりました。