![[イラスト]クレジットカードの付帯旅行保険](../img/article01/illust_article01.png)
海外旅行に行く際、あった方がよいのが旅行保険です。初めて訪れる異国の地でも、万が一の時の補償があれば安心して旅を楽しめます。海外旅行保険は単体での契約もできますが、多くのクレジットカードには海外旅行保険が付帯しており、クレジットカードの海外旅行保険でほとんどのトラブルがカバーされています。
けれど、海外旅行保険の補償内容はどのクレジットカードでも同じではありません。
クレジットカード付帯の海外旅行保険について、詳しくお伝えします。
![[イラスト]クレジットカードの海外旅行保険はメリットがいっぱい!](../img/article01/illust01.png)
海外旅行保険に入っていると、海外旅行でトラブルにあった際、出費を最低限に抑えることができるほか、日本語で電話のサポートを受けられるサービスもあります。
海外旅行保険を利用するためには、保険会社が提供する旅行保険を契約する方法もありますが、旅行保険が付帯しているクレジットカードを持っており、いくつかの条件をクリアしていると自動で海外旅行保険が適用されます。


単体で海外旅行保険に加入した場合、訪れる国や期間にもよりますが、多くのケースで一人あたり数千円から数万円の保険料がかかります。けれどクレジットカード付帯の保険は、カードの契約者であれば無料で利用できます。
一部のクレジットカードでは、家族特約を付けると配偶者や子どもにも保険が適用されます。海外では日本より医療が受けにくく、高額になることも少なくありません。クレジットカードを作れない子どもがいる場合は、家族特約のあるカードを選ぶと安心です。
クレジットカードを複数枚持っている場合、それぞれのカードに海外旅行保険が付帯していることがあり、内容によっては補償を合算することができます。
死亡や後遺症が残る障害を受けた場合は、適用される海外旅行保険の中で一番高額の補償額が支払われ、複数枚のカードの補償を合算できないことが多いです。
しかし、病気やケガ、携行品損害については、それぞれの海外旅行保険の補償額が合算されます。
たとえば、入院して500万円の医療費がかかった場合、Aのクレジットカードの旅行保険から200万円、Bのクレジットカードの旅行保険から200万円、Cのクレジットカードの旅行保険から100万円と合算し、合計500万円を支払いに充てることが可能です。
参考:日本損害保険協会「損害保険Q&A」海外旅行傷害保険
![[図]旅行保険の補償額の合算例](../img/article01/figure01.jpg)
![[図]旅行保険の補償額の合算例](../img/article01/figure01_sp.png)
医療費が高いことで知られるアメリカを例に出すと、地区によっては診察費が約10万円以上かかります。もしも入院となった場合は、1日あたり室料が数十万円、入院費はおよそ100万円以上と非常に高額になることを覚悟しておく必要があります。このような高額な医療費に備える意味でも、付帯保険が適用されるクレジットカードを複数所有していれば、医療費の補償も手厚くなるので安心できるでしょう。
参考:外務省「世界の医療事情」アメリカ合衆国(ニューヨーク)
![[イラスト]付帯旅行保険はどんなときに必要?](../img/article01/illust02.png)
クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、具体的にどのような場面で必要になり、役立つのでしょうか。詳しく見てみましょう。
![[イラスト]盗難にあった場合](../img/article01/illust03.png)
盗難に![[イラスト]ケガ、病気をした場合](../img/article01/illust04.png)
ケガ、病気を![[イラスト]持ち物や買ったものが壊れた場合](../img/article01/illust05.png)
持ち物や海外は日本のように治安がよいところばかりではないため、スリや置き引きの被害にあうリスクがあります。スマートフォンや財布を盗まれた場合も、海外旅行保険に携行品損害補償が含まれていれば、損害額または1点あたりの限度額のどちらか低い金額が支払われます。
ケガや病気をして病院にかかった場合の治療費も補償対象です。海外で病院にかかると医療費が非常に高額になることも。しかし、保険に加入していれば保険金額の範囲内でそれらの費用がカバーされます。
また、カメラを落として壊してしまった場合や、クレジットカードで買ったお土産が破損した場合も、「故意ではない」などの条件を満たせば補償の対象となります。スマートフォンが故障した場合の修理費も補償対象としているクレジットカードもあるので、心強いですね。
私が今迄で一番「クレジットカードを持っていて良かった!」と心から思った事は、 盗難に遭った際にカード付帯の保険のお陰で助かった事です。 その場に居た方から「カードに保険が付帯していませんか?」の一言が。 「そうだ!カードに付いてるんだ!」と思い出し、カード会社のラウンジに行きました。....もっと見る>>
by ネネさんクレジットカードに付帯されている保険会社の現地連絡先に電話したら、すぐに日本語でホテル近くの日本語が通じる病院を案内してくれた。 そこでは医師と一緒に通訳の人が診察に立ち会ってくれて、キャッシュレスで治療を受けられたので大変助かった。 アメリカでは医療費が高いとは聞いていたが、明細を見たら注射と抗生物質だけなのに信じられないくらい高額だった。....もっと見る>>
by mahaloさんとても便利なクレジットカード付帯の海外旅行保険ですが、「クレジットカードを持っていれば必ず使える」というわけではありません。海外旅行保険が使える条件や内容はカード会社ごとに異なります。
条件の中でも特に注意したいのが、「自動付帯」と「利用付帯」です。自動付帯は、クレジットカードを契約していれば自動的に保険が適用されるため、無条件で保険が利用できるのでとても便利です。
![[画像]付帯旅行保険が使えないケース](../img/article01/pic02.jpg)
![[画像]付帯旅行保険が使えないケース](../img/article01/pic02_sp.jpg)
一方利用付帯は、カード会社が決める条件を満たした場合のみ、保険が適用されます。条件はカード会社によって異なりますが、以下のような条件が一般的です。
利用付帯のクレジットカードを所持している場合は、海外旅行保険が適用される条件を必ず確認しておく必要があります。
また、携行品損害の補償対象もカード会社によって違います。たとえば、Aのカードではスマートフォンの故障も補償対象としているのに対し、Bのカードでは補償対象外になるケースがあります。補償対象となっていても、利用付帯だと条件を満たしていなければ保険料が支払われません。そのほか、カードのステータス(一般、ゴールド、プラチナなど)によっても補償対象が変わる場合があります。
JCB一般カード(JCB ORIGINAL SERIES)の場合 |
旅行中の発病もしくは旅行中に原因があり発病した場合、旅行終了後72時間以内に受けた治療の診察費や入院費、病院までの交通費などが補償対象です。 また、特定の感染症にかかっていた場合、旅行期間中または旅行終了後30日を経過するまでに医師の治療を受け、最初の治療日から180日以内にかかった費用が補償対象となります。 参考:付帯保険内容照会「JCB一般カード (JCB ORIGINAL SERIES)」 |
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楽天カードの場合 |
旅行期間後48時間以内に発病し、旅行期間中また旅行終了後48時間以内に医師の治療を受けた場合の、診察費や入院費、病院までの交通費などが補償対象です。 また、約款で指定された特定の伝染病にかかっていた場合、旅行期間終了後その日を含め14日を経過するまでに医師の治療を受けた場合が補償対象です。 参考:楽天カード 海外旅行傷害保険「楽天カード海外旅行傷害保険ご利用ガイド」 |
三井住友カードの場合 |
旅行中または旅行期間終了後48時間以内に発病した疾病が原因で、旅行終了後48時間以内に医師の治療を受けた場合の、診察費や入院費、病院までの交通費などが補償対象です。 参考:三井住友カード「保険金をお支払いする主なケースとお支払いする保険金」 |
また、カード会社が定める特定の伝染病で、旅行期間終了後14日以内に医師の治療を受けた場合も補償に含まれます。
ただし、新型コロナウイルスは新しいケースのため、旅行前に一度ご利用のカード会社に確認することをおすすめします。
所定の感染症はコレラやマラリアなど複数の感染症が対象となり、カード会社によってそれぞれ対象とする感染症があります。衛生状態が悪い地域へ旅行をする場合は、事前に契約しているカード会社付帯の海外旅行保険の約款を見て、どの感染症が指定の感染症なのかを把握しておきましょう。
成都経由で九寨溝・黄龍へ旅行しました。その際、夫がお腹を壊し、帰国後病院へ行ったところ、かなり深刻な状態だったらしくそのまま入院してしまいました。。
この病院代が全額、クレジットカード付帯の海外旅行保険でカバーされました。帰国後72時間以内に発症したものは、旅行中のものと見なされ....もっと見る>>
by tabashicoさん![[イラスト]付帯露光保険の充実度で選ぶ、おすすめのクレジットカード](../img/article01/illust07.png)
カードによって保険が適用されるケース、されないケースや、補償対象、補償内容が変わります。けれど1つひとつそれを自分で調べるのはとても大変。
そこで、たくさんあるカードの中から、特に海外旅行付帯保険が充実しているおすすめのカードをご紹介します。
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![[画像]カード](../img/article01/pic03_sp.jpg)
エポスカードは年会費が無料ですが、海外旅行保険が自動付帯。エポスカードを持っているだけで旅行時のトラブルに対応できます。年会費無料のカードの場合、疾病の治療補償額が最高200万円またはそれ以下であることが大半。しかしエポスカードの疾病治療補償は最高270万円と充実しているのも魅力です。
また、カードは即日発行可能で、カード加入日の翌日以降に日本を出発する旅行から保険が適用されます。海外旅行に行くけれどまだクレジットカードを持っていないという人は、まずエポスカードを作ることをおすすめします。
横浜インビテーションカードは「横浜観光プロモーション」の認定を受けたジャックスのカードです。こちらも年会費は無料で、海外旅行傷害保険が自動付帯されています。
横浜インビテーションカードを持つメリットは、緊急アシスタンスサービスがありいつでも日本語でサポートが受けられること。コールセンターは24時間対応で、さまざまなトラブルの相談ができます。
さらに、キャッシュレス・メディカルサービスが付随しており、緊急アシスタンスサービスのコールセンターに電話をすればキャッシュレスで治療が受けられる病院を紹介してもらえます。また、病気になった時、日本の自宅に最適な方法で送還してくれるサービスや、現地で調達できない医薬品や医療物資などを緊急手配し送付してもらえるサービスもあります。すべて日本語で対応してくれるので、英語が苦手な人も安心です。
さらに、病気やケガで入院した、遭難したなどのトラブルで、親族が現地に来なくてはいけない場合、親族の往復の渡航切符と宿泊の手配もしてくれます。
補償内容が充実しサービスがよいだけでなく、補償期間も90日と長め。のんびり旅を楽しみたい人も安心です。
![[画像]ショッピング](../img/article01/pic04.jpg)
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三井住友トラストグループのTRUST CLUBカードは、カードで決済した旅行が病気やケガでキャンセルしなくてはいけなくなった時、キャンセル代を補償してくれるというサービスがあります。
キャンセル代の補償は全額ではなく、ステータスによって3万円から20万円の間ですが、条件を満たせばカードの契約者本人ではなく、配偶者や子どもの傷害による通院によりキャンセルすることになった場合も対象となります。
年会費は有料ですが、三井住友信託銀行に口座を持っていれば年会費2,500円でカードが作れます。全国の主要な空港ラウンジが無料で使える特典も付いているのでお得です。
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住信SBI銀行のカードで、GOLDは年会費が3,300円かかります。しかし補償内容が優秀で、自動付帯かつ家族特約付き。ケガや病気をした場合、契約者本人なら最高500万円、家族は最高250万円の補償が付いています。補償対象となる家族は契約者または契約者の配偶者と生計をともにする同居の親族および未婚の子と、範囲が広いのが特徴です。国内の主要空港とハワイのホノルル国際空港のラウンジが無料で利用できる特典も付いています。
自動付帯で家族特約があると、契約者が同行しない旅行も補償されるため、自分も家族も海外旅行が好きという家庭におすすめ。この年会費で、これだけ広い補償が自動付帯で付いているカードはとても珍しいです。
万が一の場合に備え入っておきたい海外旅行保険ですが、クレジットカードに付帯されている保険でも十分カバーできます。海外旅行保険が付帯しているカードが複数枚あり、条件を満たせば、ケガや病気で受診した際や、持ち物を壊したり盗難にあったりした場合、合算して補償を受けられるので、特に入院することになった際はとても助かります。まずは年会費無料で自動付帯のカードがあると安心。年会費有料のカードやステータスが高いカードは補償内容が充実しています。次の旅行に行く前に、手持ちのクレジットカードの海外旅行保険の内容を見直しておきましょう。
海外旅行保険は万が一のために必須ですが、毎回払っていると結構タイへン…
パリで体調を崩し、クレジットカードのデスクへ電話し、保険や病院について教えてもらいました。多少の会話ができたとしても病気や体のことについては心もとなく、日本語で相談できる宛先があるのは心強かったです。....もっと見る>>