ゆっくりビールを飲みながら皿うどん

4.0
旅行時期：2024/12（約1年前）

by Jakeさん（男性）

長崎市クチコミ：1件

長崎市に出張。到着したのは夜，本日は仕事なし。ホテルで寝るだけ。ならば，適度にアルコールを入れて，ぐっすり眠りたい。長崎駅前に宿をとったので，飲んですぐに宿に戻れるところにしたい。とはいえ，せっかく久しぶりの長崎なんだから，長崎らしいものを食べているよと妻には報告したい。Googleマップで検索。とりあえずちゃんぽんと入れてみる。居酒屋と名乗りながらちゃんぽんもある中華料理屋を見つける。ちょうどいい。
入ろうとすると，いきなり自動ドア故障中。手動で開けてくださいと書いてある。大丈夫か，この店。適度にお客さんも入っているけど，混んでない。まずは生ビールを頼む。お通しをあてにしながらビールを喉医流し込み，メニューを見る。ちゃんぽん，極上ちゃんぽん，なんだかいろいろちゃんぽんがある。ちゃんぽんにビールだとお腹タプタプになるかなと，皿うどんにすることにする。どんな量かわからないから，まずは一品だけ注文。
ほどなく，ぼってりとした皿うどんが登場。お酢とウスターソースが「お好みでどうぞ」と提供された。お酢はわかるけど，ウスターソースをかけるというのは，ちょっと驚き。ほんとにソースかけるとおいしいのかなと疑心暗鬼。まずは，なにもかけずにいただく。これこれ，海鮮のうまみが餡に溶け込み，餡が揚げ麺をかるく柔らかくしている部分とパリパリしているところとのハーモニーを楽しむ。おいしい。
お酢をかける。うん，なるほどね。お酢はいいよね。おそるおそるソースをかけてみる。んっ，お酢の爽やかさに，ソースの酸味と甘さが加わる。これは新発見。カレーにウスターソースというのと同じように，皿うどんにウスターソース。絶対なくてはならないものじゃないけど，なかなかのコンビネーション。これまで食べた皿うどんとは一味違うものになった。地元の人はこうやって食べているのかな？それとも，この店ならではなのか？私に知るよしもないが，これはこれでいい。
長崎に出張中は，「かっとっぽ」というハコフグの皮にふぐの身と味噌や薬味を細かく混ぜて焼いたお料理が一番うまかったけど，五島の名物らしい。となると，長崎は今回もベタに台湾居酒屋老李の皿うどんを出張メシとして取り上げたい。仕事が終わり，空港に向かう前に，駅前の中華大八というお店に寄ってちゃんぽんを食べたけど，今回は皿うどんとビールの組み合わせが勝ちだ。それにしても，皿うどんにせよ，ちゃんぽんにせよ，一品だけでお腹いっぱいになる。とても安上がりに出張メシになった。ビールには皿うどん。ご賞味あれ。