扇形車庫と転車台は残るが無人化で寂しく
- 2.5
- 旅行時期:2023/09(約2年前)
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by MASAPOさん(男性)
八幡平(岩手側) クチコミ:1件
花輪線を大館から乗り通しました。中でも何度か降りたことがあっても、じっくり駅や街を見ることがなかった新屋新町での途中下車は、目的のひとつでした。
国鉄時代にはキオスクがあってみどりの窓口まであった同駅の推しどころは、竜ヶ森超えのSL3重連の時代の遺構である、扇形車庫と転車台が見所です。
一応、説明板が立ってました。
これらの施設が残るように、実はここ、新屋新町はSL全盛期には「鉄道の街」で今の山間の寂しい街が嘘のように、鉄道マンであふれていたそうです。
そんな栄華がありましたが、売店もなくなりついには始発列車があるのにもかかわらず無人駅になってしまいました。
ここまでしなくてもと思う窓口は板でふさがれ、待合室は花輪線全盛期の写真がかざってあるだけになってしまいました。
駅舎は完全な形で残ってますが、事務所は保線職員の控室にてんようされています。
かつては停泊の車両が格納されてた扇形車庫は、保線車両の格納に使われています。
駅の横から反対側に回り込むことができるので、車庫や転車台の全体を見ることができます。
この駅の見どころは鉄道ファン向けですが、市街地であるR282に出ると大きな古民家をじっくり見ることができます。
あまり知られてませんがこの、古民家の街並みはみどころのひとつでしょう。
ここは山に囲まれているので、天候の変化が激しい場所です。
滞在中に晴れから大雨に変わったので寄れませんでしたが、合併によって誕生した南八幡平市の中心で,郷土博物館が少し離れたところに建てられました。
また旧津軽街道を散策することもできます。
この辺りの山はほとんど広葉樹なので、紅葉の時期には山全体が赤や黄色になるところもみどころでしょう。
欠点は列車の本数が少ないので、要注意です。
- 施設の満足度
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2.5
- 施設の快適度:
- 2.0
- 駅の設備は無人化の際すべてふさがれた様子
- バリアフリー:
- 3.0
- 構内踏切とホームへはスロープになっている
クチコミ投稿日:2024/10/08
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