歴史と現代が融合した施設　～　貴船広場・貴船神社

2.5
旅行時期：2024/03（約2年前）

大垣クチコミ：9件

大垣市街の旧美濃路が水門川と交わるところに貴船神社が祀られ周辺が「貴船広場」と成っています。
元は大垣城へ通じる旧美濃路で在る大垣城東総門跡地です、その外堀であった水門川は沿いに市民の憩いの広場として整備された歴史的にも貴重な場所に在る施設です。

白い壁面を流れる水ウオーターウオール、丸い親水ステージは彫刻・一粒の種は女神像、シンボルの大きなクスノキ（市の木）や市内を巡るミニ奥の細道に在る芭蕉の句碑・平泉、列柱の立ち並ぶ展示広場など水を主テーマとした水辺のアメニティを高める水の都大垣には相応しい施設で、これからの夏の暑い際に散策すると涼し気な場所に成りそうです。

また、広場に隣接する「貴船神社」は京都の貴船貴船神社から分社して祀ったようで、朱色の鳥居や社殿は稲荷神社の様にも観えます？。

時の藩主・戸田氏鉄が摂津国・尼崎藩から大垣藩へ移封された際に京都貴船神社から当神社を大垣城内に移転したようです。その際に他にも熊野神社など７社を大垣城内に祀っています。

その後、明治に成ってから大垣城下の本町の住民が大垣城内の貴船神社と熊野神社を本町の鎮守として祀るよう願い届出たようです。