炭鉱電車の運転席に乗車できて、動きます
- 5.0
- 旅行時期:2024/04(約2ヶ月前)
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by Decoさん(男性)
大牟田 クチコミ:140件
かつて三池炭鉱専用鉄道で使用され、その後も三井化学専用鉄道鉄道として2020年まで現役だった電気機関車が二台展示されている施設です。地元の企業が機関車を譲り受け、炭鉱電車保存会が監修しています。
そのうち一台は運転席に乗車して、ディーゼル車の牽引で30メートルほど動きます。
実際に運転席に着いて、ペダルを踏むと音がなり出発します。短距離で牽引とはいえ、炭鉱電車に乗って動いて、非常に貴重な経験でした。
ステーションゼロの名称は、かつてすぐ近くに炭鉱鉄道の起点・三池浜駅があり、ゼロポストが置かれていたことに由来するそうです。
三池港ができるまでの初期の石炭積出港である大牟田港跡のすぐ近くでもあり、現在見られる三池炭鉱専用鉄道の中で最初期に敷設された場所です。入口前の道路の舗装にも、線路があった場所がわかるような跡がありました。国道付近から延びる線路跡は築堤上に築かれ、今もその姿を見ることができます。
施設内のギャラリーでは貴重な写真や資料が展示されており、別棟でショップもあります。
2024年6月まではプレオープンのような感じで、毎月第3土・日のみ営業です。営業時間は10:00~16:00(12:00~13:30は閉館しますが再入場できるそうです)。入場料500円、電気機関車の乗車料が800円でした。
近くにオートバックスがあるので、そこを目印にして行けばわかりやすいです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2024/05/01
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