秀吉の大陸侵攻の野望の下に130以上の有力諸大名の陣屋、全国から20万人を超える人々が集った幻の城と城下について知ることができます
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- 旅行時期:2023/11(約2年前)
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by RAINDANCEさん(男性)
呼子・玄海 クチコミ:11件
呼子から西へ4kmほどのところにある名護屋(なごや)城跡に付属する博物館です。かなりの規模の展示ですがなんと入場無料です。名護屋城は、豊臣秀吉による明国(現中国)征服構想の第一歩として、朝鮮半島への出兵の拠点として築かれた城とされています。この朝鮮侵攻は現代では「文禄・慶長の役」と呼ばれます。その歴史と資料を紹介する博物館です。秀吉の「黄金の茶室」が再現されていました。この、秀吉自らの権威と財力を見せつけて見る者を圧倒する茶室は、当時「舞台装置」として京都や大阪そしてこの名護屋城にも運ばれ、要人の応接に用いられたとのこと。秀吉の大陸侵攻の野望の下に前線が敷かれ、130以上に上るオールスター諸大名の陣屋、そして全国から20万人を超える人々が集った幻の城下町……日本全国に城は数あれど、これほど特別な事情を持つ城は他には無いのではないでしょうか。そんな貴重な城や城下について知ることができます。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2024/01/23
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