島人の信仰の地を訪ねて自然を守る大切さを考える
- 3.5
- 旅行時期:2023/10(約7ヶ月前)
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by うりりんとダンナさん(女性)
伊良部島・下地島 クチコミ:5件
「蟹蔵」ご主人・吉浜さんのご案内で行ってきました。
この岩は下地島の「中の島海岸」と「通り池」の間の高台にあります。
高さ12m、周囲60m、重量は数千トンとも2万トンとも言われる巨岩は、古くから島人の信仰の地となっているそうです。
石碑に書かれた言葉の意味は分かりませんが、資料によると、この岩は江戸時代の明和8年(1771年)に発生した八重山地震(八重山津波)によって海中から運ばれた津波岩で、昭和中期まではこのような巨石が「帯岩」以外にも周辺一帯に多数存在していたとのこと。
昭和47年の下地島空港建設に際して、その大半は爆砕された上で基礎工事などに利用されましたが、信仰の対象でもあった「帯岩」だけは島の要請に応える形で残されることになったのだそうです。
岩の中央がくびれていて人が帯を締めている姿に見えたところから、「帯岩」と呼ばれるようになったとか。
海底にあった巨石が大規模な津波によって、こんな断崖の上まで打ち上げられたのは驚くべきことですね。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/11/29
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