海岸沿いの小高い丘に建つ「月見御殿」
- 2.0
- 旅行時期:2023/10(約2年前)
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by Kotuicさん(男性)
松島・奥松島 クチコミ:7件
松島海岸の一角、小高い丘に建つ瀟洒な建物が気になり訪ねてみた。
伊達政宗が豊臣秀吉から拝領した伏見桃山城の遺構の一部のようで、当初は江戸品川に移築されたものを二代藩主が現在の地に再度移築したらしい。
代々の仙台藩の藩主などの松島遊覧の際の宿所として、また幕府巡見使等の宿泊及び接待用の施設として利用されてきた。
この施設、江戸時代には小島が数々浮かぶ松島湾の眺めがさぞかし良かったであろうが、現在は眼下が遊覧船の桟橋で、視野に大きく観光船が入るため、有料入場施設でありながら眺望という点では今一つである。また、観瀾亭の建物内はお茶席となっており、有料の入場料を払うだけでは軒先を散策するのみで、建物内の座敷に腰掛けて松島湾を眺めることもできない。
観瀾亭では、十五夜の日の夜間などには特別に茶席が設けられるようで、夜間であれば観光船も見えないので、江戸時代の雰囲気を味わえるのであろう。
- 施設の満足度
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2.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 2.0
クチコミ投稿日:2023/11/05
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