屋内には祈念像が置かれている。
- 5.0
- 旅行時期:2023/06(約3年前)
-
-
by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
糸満・ひめゆり クチコミ:207件
沖縄平和祈念公園の東側にある平和祈念堂は、昭和53(1978)年10月に開堂した高さ45mの七角形をした建物である。メインとして高さ12m、幅約8mの平和記念像がある。この像は沖縄が生んだ芸術家山田真山氏が18年余の歳月をかけて製作したもので、山田氏は像の完成を見届けるようにして亡くなった。その他堂内の壁面には西村計雄画伯が平和への思いを込めて創作された20点連作、各300号の絵画〝戦争と平和〟、敷地内には彫刻家佐藤忠良氏制作による〝少年〟のブロンズ像と祈念堂の理念に賛同された日本画壇の第一線で活躍する画家から贈られた大作を展示する美術館となっている。
よく〝平和祈念資料館〟〝平和祈念堂〟そして〝平和の礎〟が三位一体と例えられるように、それぞれが平和祈念公園のアクセントとして、20余万と言われる沖縄戦に於ける犠牲者の御霊をやさしく見守っている。
異例の日に行われる追悼式では、平和の丘と祭壇を、後方から見守るようにその存在感を呈していることがよく分かり、式典前日と当日夜に行われる〝光の祭典〟では、通年でライトアップされている姿が一体化し、一日間の〝霊域〟となる平和祈念公園の一角を成しているように思える建物であった。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 沖縄県営平和祈念公園内。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 慰霊の日は多い。
- バリアフリー:
- 5.0
- 考慮されて作られている。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 製作者の想いが伝わってくる。
クチコミ投稿日:2023/10/07
いいね!:4票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する