元は2株の苗から始まったあじさい園である。
- 5.0
- 旅行時期:2023/06(約12ヶ月前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
美ら海・本部・今帰仁 クチコミ:21件
道の駅許田から走ること30分程で到着できる八重岳の斜面に作られた広大なあじさい園である。元々ミカンやうっちん畑だった場所をオーナーであった饒平名ウト氏が趣味でご主人の親戚から譲り受けた2株のあじさいの苗を植えたことが始まりで、その後種類を増やし、場所を広げて現在のものとなり、広さ1万平方メートルに園に1万株・30万輪余り・約30種のあじさいが咲くものとなっている。
開園は平成13(2001)年だそうだが、当時は地元で話題に上る程度のものだったそうだが、口コミやテレビ取材、SNSでの拡散によって次第に来訪者が増え、私のように他府県から訪れる者も少なくない本部の〝梅雨時期の観光名所〟として現在に至っている。
残念ながらウトおばぁは平成30(2018)年に100歳で亡くなられたが、その後定年退職された子供達やその配偶者が引き継ぐことを決め、手入れ等をされている。
元々酸性土壌であったが、場所によってアルカリ土壌に変えるなどの手入れをした結果、青やピンクのあじさいが咲くようになったようだ。通常の開園はゴールデンウィーク明けと内地に比べればかなり早い。見ごろも五月下旬ということで訪れた6月21日では見頃はとうに終わっていたのだが、たくさんのあじさいの種類の中では遅咲きのものもあり、また日陰になっている場所に咲いているあじさい等はちょうど見頃を迎えているものもあった。
多分沖縄にあじさいというアンマッチングな組み合わせが話題を呼んだと思うのだが、実際に訪れてみるとあじさいを主とした南国花園という印象を与える素晴らしいものであった。山の斜面に作られたものであるがため足元は土や石が敷かれている階段を歩く必要があり、ある程度の脚力が必要なのは致し方ない。もう少し早く知っていれば亡くなられたウトおばぁともお話ができたかもと思えたことが唯一残念であった。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 許田ICから車で30分程度。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 少なくはなかった。
- バリアフリー:
- 3.0
- 足元は舗装されておらず階段と坂が続く。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 見頃を終えたといっても圧巻の花々てあった。
クチコミ投稿日:2023/08/27
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