元々は伊達政宗公によって作られた人工河川。今では遊歩道も付いています。

4.0
旅行時期：2022/05（約4年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

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内川は仙台藩初代藩主・伊達政宗公によって作られた人工河川で、水源は近くを流れる江合川（えあいがわ）。
当時、岩出山城（いわでやまじょう）があった城山を守るためのほか、農業用水管理の目的もあったのだそう。

今では農業用水の水路になった内川は3,300ヘクタールもの田畑を潤していて、2006年には全国疎水百選にも選ばれたそうです。

内川の流れの内、JR陸羽東線の有備館駅近く～岩出山駅近くの間には遊歩道があり、水の流れ＋周辺の町並みも眺めながらの散策が出来ます。
その遊歩道には≪学問の道≫と名が付いていますが、これは日本最古の学問所の有備館そばをも流れていることと、京都にある≪哲学の道≫にもあやかっているのだそう。

私はちょこちょこ寄り道をしながら、上記の有備館駅近くの二ノ構橋（にのかまえばし）から岩出山駅近くの来迎寺橋の区間を歩いてみました。
この区間は、寄り道をしなければ30分程度の距離。
内川に架かる数々の橋の風情もよく、ポケットパークもあるので、有備館見学の前後にお時間がある方は歩いてみるといいですよ。