近代醸造法の基礎となる酒造技術を確立し清酒発祥の地とされる:正暦寺(奈良県奈良市)
- 4.0
- 旅行時期:2022/12(約1年前)
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by RiEさん(女性)
奈良市 クチコミ:5件
992年に一条天皇の発願により創建された10世紀の名刹といわれており、かつては86坊の塔頭が渓流を挟んで建ち並んでいましたが、現在では本堂・福寿院・坊舎跡に残る石垣のみとなっています。
古来から紅葉の名所として知られる正暦寺は、毎年11月3日-12月初旬のみ駐車料金500円が徴収がありますが、普段は無料だそうです。
ちょうど紅葉敷きの最終日に訪れたので色褪せ気味でしたが、雨が濡らしてくれたおかげで鮮やかさが蘇り、福寿院から望む借景庭園を畳に座ってじっくり鑑賞しました。
正暦寺は近代醸造法の基礎となる酒造技術を確立して清酒発祥の地とされていますが、もともとは大寺院の運営財源を確保のために行われていたそうで、現在は当時のような大規模な酒造りは行っていないものの、毎年1月に行われる酒母の仕込みの際に、奈良県内7つの蔵元がその酒母を持ち帰って醸造した清酒を、正暦寺福寿院で販売しているので購入してみました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 1.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/04/25
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