偉大な創業者の事業が学べます。
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- 旅行時期:2023/02(約3年前)
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by norisaさん(非公開)
浜松 クチコミ:2件
スズキ歴史館は小さな織機メーカーだったスズキが世界企業へと駆け上がった歴史、技術、哲学は分かる博物館です。
入場料は無料ですが、事前予約なくしては入れませんので我々は数日前にインターネットで予約番号をゲットして入場します。
このスズキ、昔は鈴木自動車といったかもしれませんが、今では国内外で4兆円前後の売り上げを誇る多国籍企業です。
驚いたことに新型モデルも全てコンピュータで設計しているかと思いきや、今も最終的には特殊な粘土を用いて最終モデルを造るそうです。
そして設計に落ち度がないか、スタイルに隙はないかなどを確認しています。
今や多くの国で現地生産をし、殆どの国に輸出されています。
その中でも特にスズキの拠点として重要なのはーー。
マルチ・スズキとして知られるインドの拠点です。
日本でのスズキのシェアはもちろん1位ではありませんが、ここインドではダントツの1位!
シェアは七割前後にもなるそうです。
ズキの初代社長である鈴木道雄は元々は大工さんだったそうです!
しかし、才能ある人物がその地位に満足するわけもなく、明治時代に切望されていた機械、すなわち織機の改良に乗り出します。
そして、鈴木式織機製作所という会社を興します。
1909年のことだそうですから、今から114年間にもなります!
そしてこの掲示にもあるように改良自動織機を発明し、当時の特許局に申請し、見事に認められました。
その誇りがこの看板に溢れています。
そして鈴木道雄さん以後は四代にわたって鈴木一族が会社を拡大して今の相談役である鈴木修さんに引き次がれます。
しかし、ビックリするのは二代目、三代目はまではずっと初代鈴木道雄さんの婿養子であり、さらに四代目の修さんは二代目の婿養子だったということです。
「2022年の乗用車メーカー国内販売ランキングは、1位:トヨタ(129万台/レクサスを含む)、2位:スズキ(60万台)、3位:ダイハツ(58万台)、4位:ホンダ(57万台)、5位:日産(45万台)」(東洋経済HPから)
いつの間にか国内販売台数も2位に上り詰めたスズキです!!
なので、スズキの偉大さはこの記念館でも改めて認識した次第ですーーー。
注意すべきは完全予約制なので前日までにネットで申し込みすることです。
駐車場無料ですし、公共交通機関も利用できますからオススメです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/04/01
いいね!:22票
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