菜畑遺跡が発見されたことが大きな注目点
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- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by たびたびさん(男性)
唐津・虹の松原 クチコミ:69件
末盧館は、唐津市街の端っこ。歩いていくにはぎりぎりの範囲かなと思いましたが、ここは何といっても魏志倭人伝にもある末盧国関係の資料館。いかない手はないですよね。福岡県春日市の「奴国の丘歴史資料館」、糸島市の「伊都国歴史博物館」と並んで弥生時代のクニがどのようなものだったかを解説していますが、こちらはそれに加えてというかそれ以上に縄文時代から弥生時代への移行期の遺跡、菜畑遺跡が発見されたことが大きな注目点。解説でははっきりとした結論は書いてありませんでしたが、初期の稲作では縄文人が稲作を学び取り入れていたということ。弥生人が大挙して渡来してくるのはその後だし、その境目辺りは今考古学では最も熱いテーマ。「奴国の丘歴史資料館」や「伊都国歴史博物館」ではまだその点にあまり着目していなくて、ちょっと残念に思います。
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- コストパフォーマンス:
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- 人混みの少なさ:
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- 展示内容:
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- バリアフリー:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/03/01
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