中央のヤマト政権との深い関係が推察されます。
- 5.0
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by 旅好者さん(男性)
壱岐 クチコミ:63件
国道382号線沿いで、壱岐風土記の丘の駐車場の横に掛木(かけぎ)古墳がありました。壱岐の大型の古墳は6世紀後半から7世紀初めにかけて、前方後円墳2基、続けて、円墳4基が相次いで造られています。いずれも当時の首長の墳墓と考えられています。この掛木古墳は5番目(鬼の岩屋の前)に築造された円墳です。現在の大きさは南北に22.5m、東西に18m、高さ7mですが、築造当時直径は30mはあったとみられ、高さももっとあったと推定されるとのことです。石室は前室、中室、玄室の三室構造の両袖式の横穴式で、この古墳のもっとも特徴的なことは、くり抜き式家形石棺がそのまま残っていることで、壱岐では唯一のものだそうです。また、この古墳からは、青銅鏡、金銅製環状耳飾、鉄製轡、金環、そして、畿内の古墳で見られる土師器などが多くが出土したとのことです。中央のヤマト政権との深い関係が推察されます。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2023/02/12
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