東京タワーなどの撮影スポットとしてお勧めできます!
- 4.0
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by hiroさん(男性)
三田・田町・芝浦 クチコミ:16件
『プリンス芝公園』は、1873年(明治6年)に”公園制定に関する太政官布達”によって徳川将軍家の菩提寺である当時の「増上寺」境内が国内初の公園として開園した『芝公園』の広大な1号地から25号地からなる25区画の敷地において1号地の一画(現居住表示:港区芝公園4丁目)に位置するエリアに建設された当時の「東京プリンスホテル パークタワー(現:ザ・プリンス パークタワー東京)」(地上33階・地下3階建て・高さ104.4メートル)施設の一部となります。
ちなみに国内初の公園となった『芝公園』から『プリンス芝公園』が開園するまでの経緯については、太平洋戦争終戦後の1947年(昭和22年)に”社寺等に無償貸付してある国有財産の処分に関する法律”によって政教分離の観点から宗教色のない寺社敷地以外が公園エリアとなり、かつての公園中心部分となる「増上寺」境内などの外周部分を取り囲むようにリング型の敷地となる『都立芝公園』として形成されています。
その後に『芝公園』の国有地から「増上寺」の所有地に戻された境内敷地も時代の流れの中で一部敷地が民有地に移り変わり、かつての『芝公園』内にさまざまな施設が建設されるようになり、その中で「芝ゴルフ練習場」ならびに「芝ボウリングセンター」が建設されていたエリアにホテル建設事業計画が浮上するとともに1999年(平成11年)になると民間活力による都市計画公園等整備事業とする”都市計画法59条第4項”に基づく特許事業として東京都の許可が取得されたことにより、ホテル地下フロア部分に広がるの会議・宴会場施設などの上部空間となる建物2階レベルに人工地盤からなる芝生広場を中心とした設計のもと緑地整備が施され、ホテル敷地に隣接する東京都が管理する『都立芝公園』および港区が管理する『港区立芝公園』と一体化するように2005年(平成17年)のホテル開業とともにホテルが管理・運営する『プリンス芝公園』が誕生しています。
今回は「芝公園」エリアを訪れる機会があったので周辺を散策して廻りながら、15年ほど以前のホテル名称が「東京プリンスホテル パークタワー」のころに家族で宿泊したことさらにその際に『プリンス芝公園』に立ち寄ることがなかったことを思い出して、『都立芝公園』などを散策しながら初めて『プリンス芝公園』に立ち寄り、雨上がりの曇りの日でしたが公園中央に広がる芝生広場から望むことのできる「東京タワー」を写真撮影などをして楽しむことができました。
『プリンス芝公園』はホテル敷地内でホテルが管理・運営する公園ですが、ホテル建物(2階部分)からの出入り意外に『都立芝公園』および「日比谷通り(都道409号)」沿いに建つ徳川幕府・第2代将軍「徳川秀忠」の霊廟建築のひとつであり1632年(寛永9年)に建立された「台徳院霊廟惣門」(国指定:重要文化財)からも自由に出入りできる一般公開されている公園のため気軽に立ち寄ることができます。
平日の午後に立ち寄りましたが『プリンス芝公園』内は、ホテル建物から出入りするホテル宿泊者と思われる外国人の方が数名いる程度で落ち着いた雰囲気のある空間となっており、「東京タワー」の全景が望めるなど撮影スポットとしてもお薦めできます。
機会があれば、ライトアップされた「東京タワー」など夜景の写真撮影に立ち寄ってみたいと思います・・・
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 都営地下鉄大江戸線・赤羽橋駅または都営地下鉄三田線・芝公園駅が最寄り駅となります。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 平日の午後ですがホテル宿泊者と思われる外国人の方が数名いる程度でした。
- バリアフリー:
- 3.0
- 台徳院霊廟惣門および都立芝公園からのアクセスは高低差があります。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 東京タワーの全景が望めるなど撮影スポットとしてもお薦めできます。
クチコミ投稿日:2022/12/30
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