玉川上水の取水以外の機能も盛りだくさんな歴史的価値がある堰
- 4.5
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by ワンダラーさん(男性)
福生・武蔵村山 クチコミ:6件
多摩川中流、河口から53.9キロ地点には玉川上水の取水箇所として有名な「羽村堰」が本流をせき止めている。
江戸時代の玉川上水開通時に工夫して木製や石で建築され、以来、鉄筋コンクリートなど改良を加えられながら洪水時は流す木製の投渡し水門部分を残すなど、上水以外の機能も盛りだくさんな歴史的価値がある堰という。
すぐ下流の歩行者専用橋から全貌を見ることができ、感激する。
写真を見るとよく分かるが、写真右の左岸側奥には水位が上がった堰からの玉川上水の取り入れ口(第一水門)があり、渇水期には第二水門で調整し小吐水門から毎秒2立方メートルを多摩川本流用に放流し、残りは貯水池や浄水場などに送っているとい。
写真右がその「小吐水門」で、その左側に幅約40mを三分割した木製の「投渡し水門部分」、さらに左側に「筏通し場(奥多摩から江戸に流した筏の通路)」と「固定堰」、一番左右岸部分に「魚道(鮎などが通る)」が設けられているのが分かる。
先人の知恵に感動する史跡でもある現役の堰。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2022/12/16
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