大府には停まらない、新快速の上をゆく特別快速

5.0
旅行時期：2022/07（約3年前）

豊橋クチコミ：1件

東海道本線の豊橋～名古屋～岐阜間を結ぶJR東海の特別料金不要の最速快速列車。特別快速と新快速の違いを簡単に言えば、大府に停まるか、停まらないか（この他、新快速は三河三谷と幸田に一部停車。三河大塚に土休日の豊橋行3本のみ停車、ラッシュ時は稲沢にも停車）で、豊橋～岐阜間では特別快速、新快速、快速が10～15分間隔で運行。特別快速はラッシュ時のみ、豊橋から東に浜松、岐阜から西へ米原までそれぞれ直通しますが、各駅に停まります。名古屋から岐阜方面に乗ると、清州までは新幹線とも並走する景色が楽しめます。速度は、さすがに新幹線にはかないませんが、最高時速120km/hの俊足で、名古屋～岐阜間を約20分、名古屋～豊橋間を約51分で結んでおり、当区間を約59分、約28分で結ぶライバル名鉄特急よりもスピードでは上をゆきます。
車両は、1981年から京阪神地区と同じ117系が投入されていましたが、1989年に新快速列車専用車両として登場した311系に置き換えられ、さらに2006年には標準型車両の313系に置き換えられました。転換クロスシート車両であり、乗り心地も良い車両なので、名鉄の普通車よりもグレードが高いとも言えます。名鉄とのデットヒートが続きますが、乗客にとってはサービス向上につながるのは嬉しいものです。