今や杵屋の鉄道路線。サービス向上したローカル線。
- 5.0
- 旅行時期:2022/07(約3年前)
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by おけいはんさん(男性)
岸和田・貝塚 クチコミ:1件
南海電鉄本線の貝塚~水間観音までの10駅、5.5kmを結ぶローカル私鉄。貝塚駅から2つ目の近義の里駅と石才駅間でJR阪和線と交差するが駅はなく、接続は貝塚駅のみ。従って南海本線への乗換客が多い。
以前は南海電鉄の譲渡車両を使っていたこともあって南海の支線または子会社のようにも思えるが、過去、関係は深かったものの、1925年の開業以来、グループ会社になったことはなく、2005年の経営破綻後は、うどん店チェーンのグルメ杵屋が親会社。以降、交通系ICカードの利用が可能になるなど、サービスが格段に向上した。
全線単線で、もともとは水間観音への参詣鉄道として開業。住宅地を走る列車は、全て2両編成。途中、貝塚駅から5つ目、水間観音駅から4つ目の名越駅で列車交換を行う。貝塚駅と水間観音駅を除き無人駅で、先頭車両の中扉から乗車し、先頭車両の前扉から降車する。住宅の中を走るローカル線で、東京でいうと西武多摩川線のイメージ。貝塚駅前から5つ目、水間観音駅から4つ目の名越駅で列車の交換をします。車両は元東急の7000系の1000系が用いられており、きれいに整備されていますが、長く使い込んでいるので、交換されていないシートはかなりくたびれています。吊り革は東急時代の「109」の広告が残り、扇風機を使ったエアコンは昭和を思い起こさぜす。終点の水間観音駅に車庫ぎあり、電車が休んでいるところを見るのも楽しい。同じく元東急7000系を使う弘南鉄道カラー(そういえば弘南線で水間鉄道カラーを見たことがあった)の車両があったりします。
終点の水間観音駅は、水間寺の三重塔にちなんだ二重塔のデザインで、1999年には国の登録有形文化財に登録されたもの。駅の裏に手は、以前走っていた元南海1201系の501系が静態保存されている他、1番船のそばにはカフェがあり、松平健さん主演の作品が制作されたこともあります。
- 施設の満足度
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5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 車窓:
- 3.0
クチコミ投稿日:2022/11/06
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