寺名には仏像の高さの由来がありました。
- 4.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by 旅好者さん(男性)
豊後大野 クチコミ:63件
丈六寺は、三重町の秋葉という地区にありました。秋葉鬼塚古墳がある丘の少し北になり、後方には秋葉川が流れていました。20段くらいの石段を上がったところの山門を潜ると、大きな本堂がありました。近年、コンクリート造りで築造されたもので、1階を会館、2階が本堂となっているので、より大きく見えるのだ思います。創建は鎌倉時代末期と伝わっていて、当初は極楽寺と称していたのですが、一丈六尺の阿弥陀如来を安置していたことから、後に丈六寺になったのだそうです。天正年間(1573年~1592年)の薩摩軍の豊後侵攻によりすべてを焼失しています。1628年(寛永5年)に再度創建され、1663年(寛文3年)に臼杵の月桂寺から住職を招き、丈六寺第一世となっています。(現在は18世です)なお、山号は紫金山で、臨済宗妙心寺派のお寺さんです。
ところで、一丈六尺は約4.8mですが、仏像の立像の規準となった高さで、釈迦の身長だとされています。随分と背が高いですが、普通のインド人の2倍あったとされています。現代の世界最高身長は2.5mくらいですから、釈迦はずいぶん超人だったのですねぇ。そして、現代のインド人は随分小さくなったということですね。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2022/11/04
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