池袋の日蓮宗の本納寺は、以前、法明寺の境内外の塔頭となっていましたが、妙永山本納寺として独立しました。

3.5
旅行時期：2022/10（約3年前）

by さいたまさん（男性）

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池袋の日蓮宗の本納寺は、以前、法明寺の境内外の塔頭となっていましたが、妙永山本納寺として独立しました。
法明寺は、平安時代に創設された歴史の長いお寺ですが、本納寺は法明寺の境内外の末寺として、江戸時代初頭の１６５０年に、実蔵院日相によって開山されたそうです。
想像するに、当時、大変流行していた雑司ヶ谷の鬼子母神詣りで、人が集まることを念頭に置いていたものと推察しています。
現在は、法明寺の塔頭(末寺)の位置づけから、独立した妙永山本納寺として日蓮宗の寺院の役割を果たしているようです。
境内内には、太田蜀山人の書による狂歌の同好の志の早世を悼む石碑が置かれています。
なかなか風流の趣を感じさせる境内です。
雑司ヶ谷の文化的な集いを伝えているようです。