現在は岐阜市の西部だが、旧中山道沿いの長良川の渡しの手前、鏡島村にある。
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- 旅行時期:2022/07(約3年前)
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by ワンダラーさん(男性)
岐阜市 クチコミ:27件
弘法大師霊場で有名な乙津寺は、現在は岐阜市の西部の住宅街にあるが、加納宿から西に向かって一里余り、旧中山道沿いの長良川の渡しの手前、鏡島村にある。
古代、周辺は長良川河口の海に浮かぶ島だったそうで、738年に行基菩薩が孤島であった乙津島に着船し開基、813年に弘法大師(空海上人)が着船して開山、1200年の歴史があるという。
江戸時代から明治まではずっと田畑の中だったのであろう。戦前に岐阜市外から路面電車が鏡島湊まで開通し、参拝が便利になった。
近年、JR東海道本線に西岐阜駅が出来たこともあって周辺は住宅地化が進んでいるよう。
弘法大師霊場というだけあって境内は広い砂利敷で駐車場に開放されているが、その割に堂宇は大きくないように感じる。
昭和20年の岐阜空襲によって焼失したため、昭和33年に再建されたのが原因であろうと想像を馳せる。
「本四国八十八ヶ所霊場」は、弘法大師ゆかりの地である四国八十八ヶ所霊場のうつしとされ、当山で四国八十八ヶ所参りが体感できるというので、見逃せない。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/10/21
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