夜泣き石伝説
- 3.5
- 旅行時期:2022/10(約2年前)
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by Decoさん(男性)
大牟田 クチコミ:139件
大牟田市の三池地区・旧宿場町にある石造遺物です。
かつてこの場所には劫月院という禅宗のお寺があり、室町時代の頃にはこの地で勢力を持っていた三池氏の庇護を受けていました。
江戸時代には虚無僧寺とも呼ばれ、ここに逃げ込み編笠を被れば、罪を犯した人も逃れられたそうで、男性の駆け込み寺のような場所だったそうです。
1683年に柳川に移転、江月院と名を改めました。しかし柳川へ運ばれた観音様や敷石が夜な
夜な鳴き声をあげ、病人が絶え間なく出たために、人々は帰りたがっているのだろうと思い、元の劫月院の場所に祠を造り、安置したそうです。今も、ここにお参りすると子供の夜泣きが治ると言い伝えられています。
三池・柳川の両地区に関わり、長年人々の生活にもかかわっていたようで、石造遺跡がいくつか残るだけの簡素な史跡にも感慨が湧いてきました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2022/10/09
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