石芯塑像なのだそうです。
- 3.5
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by 旅好者さん(男性)
豊後大野 クチコミ:63件
大迫磨崖仏は、高速ではない国道57号線沿いの、千歳町長峰に入口の階段があり、駐車エリヤもありました。近くに特産物販売所の廃墟がありました。数10段の石段を上がったところが少し広場になっていて、奥の岩窟にお堂が建っていましたが、その前を塞ぐ様に休屋?も建っていました。お堂は格子の扉が閉っているので、隙間から覗くと、思わず顔を引っ込める異様なお顔の像が祀られていました。
約3.2mの高さのある大迫磨崖仏は正式には大迫磨崖大日如来坐像というもので、室町時代の1533年(天保2年)頃の作と伝えられているそうです。ここの岩質が柔らかいので、岩肌に大まかな像を彫り、顔や腕などは麻等の繊維を混ぜた粘土で厚さ15~20cmに造形し、衣は漆喰で整形した石芯塑像なのだそうです。江戸時代に修復があった様ですが、場所として保存条件が悪いのでかなり形が崩れてしまっているのだそうです。境内の一画に稲荷厳島社が祀られていました。ここは内陸ですが、どんな経緯で海の神様が祀られたのでしょうか。お社が再建されていました。今も、信仰を集めているのでしょうね。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2022/09/13
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