朱色がかなり残った磨崖仏が5体ありました。
- 4.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by 旅好者さん(男性)
豊後大野 クチコミ:63件
菅尾石仏は大野川沿いの県道636号線から少し山裾に進んだ宇対瀬(うたせ)地区というところにありました。訪れる人も多い様で駐車場がありました。駐車場から小道を進むと、大きな水霊石というのがありました。この石が下に落ちると大洪水に見舞われるといわれているそうです。先に進むと、100段くらいの急な石段が現れます。親切なことに、ご寄進による坂道の迂回路が造られていました。迂回路=楽と思って、坂道を進みました。でも、車椅子を考慮されているのかとも思いますが、緩やかな階段の方が楽だと思える様な道でした。
覆い屋の中に朱色がかなり残った磨崖仏が5体ありました。左から千手観音、薬師如来、阿弥陀如来、十一面観音、毘沙門天です。高さは180cm~190cmです。毘沙門天は立像ですが、それ以外は坐像で方形の台座に座っています。坐像はみんな火焔光背がありますが、岩窟の反りがそのまま光背の反りになっていました。平安時代後期の作とみられ、この地を治めていた緒方三郎惟栄またはその一族の関与があったとみられるそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/09/13
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