斜面を利用したツツジ園でした。
- 3.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by 旅好者さん(男性)
豊後大野 クチコミ:63件
大原公園は、九州らしく「おおはる」というのですね。豊後大野市の三重町にある竜ヶ鼻古墳の隣にありました。台地の南斜面を利用して造られたツツジの公園ですが、訪れた5月半ばでは花は終わっていました。残念だったのは、公園もツツジも手入れがされていない(少なくとも今年は)様子で、背の高い雑草に覆われていました。ここは国体開催を記念して造られたそうですが、大分国体は2回行なわれていて、三重町はどちらでも馬術の会場になったそうです。国体開催を記念するというと古いことでしょうから、1966年(昭和41年)の第21回国体なのでしょうね。(雑草に埋まって石碑らしきものがありましたから、それが國体記念碑だと思います)
大原公園の斜面を上がったところは広場になっていて、東端のところに「慰霊塔」が建っていました。シンプルなデザインの塔です。1955年(昭和30年)に建立されたそうですから、太平洋戦争を中心とする戦没者の慰霊のものだと思われます。また、大原公園の斜面の中程に「西南役戦没者慰霊碑」がありました。こちらは西南役百周年と書かれていますから1978年(昭和54年)に建立されたものでしょう。ここは三重市の激戦地だったところだそうで、薩摩軍が官軍を撃破し、隊長以下34名が戦死したとのことです。その戦死者名が、続く、三国峠の戦いの守備隊長以下11名の戦死者名とともに刻まれていました。戦没者となっていますが、何故か官軍側だけに片寄っていました。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2022/09/13
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