こんな歴史があったのですね。
- 4.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by 旅好者さん(男性)
佐伯 クチコミ:98件
県道604号線の女郎崎トンネルの手前から入ったところに丹賀砲台園地の入口がありました。ここは豊予要塞の1つで、巡洋艦「伊吹」の後部主砲のカノン砲が転用して据えられたとのことです。開戦後、試射をして、射程10kmを4発、続いて、射程20kmを4発と続けたところ、最後の1発が砲身内で暴発してしまい、死者16名、負傷者23名の大事故になったのだそうですね。こんな歴史があったことはまったく知りませんでした。ドーム屋根を被せられた砲塔井は、直径10m、深さ12.8mで、今も暴発の傷が残ったままでした。丘上からは砲台を置くくらいですから見晴らしが良く、右から鶴見半島の先端近く、元の間海峡、大島と並んでいました。丘下の入口近くには、忠魂之碑と刻まれた事故の犠牲者の慰霊碑がありました。前には砲弾が据えられていますが、犠牲者は見たくもないのではないかと思いました。その横に平和の塔と刻まれた慰霊碑がありました。太平洋戦争で亡くなった旧鶴見町の方々465名の名前が刻まれているそうですが、その数の多さに驚かされますね。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/09/09
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