元松本城主の石川康長の遺骨と法名を安置しています。
- 4.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
-
-
by 旅好者さん(男性)
佐伯 クチコミ:98件
善教寺は、本馬場通りから新丁通りに入ったところにありました。前身となるお寺の創建は1406年(応永13年)に現在の弥生の地とされています。毛利家の治世となると城下に遷って善教寺と号し、1607年(慶長12年)には東本願寺末寺となっています。これは初代藩主・毛利高政の生母が東本願寺の門徒だったからで、生母が1627年(寛永4年)に亡くなるとその菩提寺となっています。また、佐伯藩にはで、改易された元松本城主の石川康長(石川数正の長男)が預けられていました。後田の地に幽閉されていましたが、1643年(寛永19年)に亡くなると、真宗の熱心な信徒だったことから、善教寺を現在地に遷すとともに、遺骨と法名を安置しました。(墳墓は築かれていません)なお、山号は法輪山で、真宗大谷派のお寺さんです。
このお寺さんの東辺のところの道路はカギ型に曲がっていました。ほかのお寺さんでも同じ様なカギ型のところに山門を設けていましたが、この善教寺の山門は真っ直ぐな新丁通りにありました。どこかのタイミングで山門などの場所を変えているのかも知れません。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/09/09
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する