大元は、佐伯氏の菩提寺でした。
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- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by 旅好者さん(男性)
佐伯 クチコミ:98件
潮谷寺は、人影のない仲町銀天街の長いアーケード街を西に抜け、信号を渡った先にありました。カギ型に曲がった道路に山門が設けられていますから、狭いとの印象を受けます。近隣の大日寺もまったく同じ様子ですから、町割りの時から何か目的を持っていたのでしょうね。
このお寺の前身となるお寺さんは安養寺といって、この地を治めていた佐伯氏の菩提寺だったとのことです。永禄年間(1558年~1570年)に至って、佐伯氏が衰退するとともに安養寺も絶えてしまいます。佐伯氏と関係の深かった大友宗麟が再建を図り、院号を安養院とし、寺号を潮谷寺として、1583年(天正11年)に元の地に近いところに創建されたとのことです。大友氏の没落で寺も荒れますが、佐伯藩主となった毛利高政が新たに佐伯城を築き、1618年(慶長18年)に、城下の現在地に移転・再興したとのことです。なお、山号は嶺雲山(院号は安養院)で、浄土宗のお寺さんです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/08/19
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