東庄町:神話時代に創建と伝わる東大社詣でと、雲井岬つつじ公園見物に。
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- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by jijidarumaさん(男性)
香取・佐原 クチコミ:13件
≪東庄町:神話時代に創建と伝わる東大社(とうだいしゃ)詣でと、雲井岬(クモイガサキ)つつじ公園見物。≫
(2022.05.12.)
東庄町(とうのしょうまち)という町名は昔この地域が東氏(とうし)の荘園であったことが由来である。この町は利根川に沿って、東の香取市(小江戸と云われる佐原を含む)と西の銚子市の中間にある。だからあまり、訪ねる事も無く、通過してしまう事が多い。
だが、この小さい町は面白かった。
この日も思い立って、ツツジの名所に行ってみようと、見つけたのが東庄町(とうのしょうまち)の雲井岬(クモイガサキ)つつじ公園でした。ちょっと、花の盛んな時期を外してしまったようで、公園には私共の他に1組の同年輩のご夫婦だけが見て回っていた。
現在はつつじ公園として、「おおむらさき」「やまつつじ」「琉球」など2,000本を超えるつつじが植えられており、見頃は4月中旬~5月上旬で、品種によって開花の時期が多少違っている。
<東大社(とうだいしゃ)>
〒289-0614 千葉県香取郡東庄町宮本434 0478-86-4405
アクセスは東関東自動車道を佐原香取ICで降り、利根川沿いの国道356号線で銚子方面へ直進40分走り、下総橘より県道267号で5分ぐらいにある。
雲井岬(クモイガサキ)つつじ公園は東大社(とうだいしゃ)の神苑として開かれた自然公園である。
敷地4977坪の境内には本殿、幣殿、拝殿、社務所、神楽殿、文庫が建ち並ぶ。
神話時代(古墳時代)・第12代景行(けいこう)天皇は即位53年から54年にかけて、皇子日本武尊(やまとたけるのみこと)の御東征の事績を確認するため東国巡幸した。その折、当地に一社を営み、玉依姫命(たまよりひめ:神武天皇=初代天皇の母)を祀られたとされている。
源頼朝の合戦に力を発揮した*千葉常胤(ちば つねたね)の六男、胤頼(たねより)がこの地の領主となったことから、神官はそれまで名乗っていた東(とう)氏を差し出し、君主の飯田郷の飯田(いいだ)を名乗るようになった。
*千葉常胤は平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての武将。鎌倉幕府の御家人。千葉氏を豪族から御家人の地位まで登らしめた千葉家中興の祖と云われる。
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東大社の大スギ
東大社のケヤキの大木
野見宿祢(のみのすくねのみこと)の石像と力石
東大社で珍しいものをいろいろと拝見した。
生憎、空模様がさらに怪しくなり、予報通り雨がぽつぽつ落ちてきたので、来春の再訪を思いつつ帰路についた。
(2022年5月25日東大社社伝、Wiki・HP参考、編集・追記)
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/07/03
いいね!:5票
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