日本で3か所あったと伝えられている中で、唯一場所が特定された発掘資料館です。
- 4.0
- 旅行時期:2021/11(約4年前)
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by まつじゅんさん(男性)
博多 クチコミ:25件
福岡城むかし探訪館から競技場のトラックを隔てた向かい側にあります。
鴻臚館とは、外国からの来客を滞在させ、接待する迎賓館として、平安京、難波、そして福岡の3か所に設けられた施設で、場所が特定されているのは福岡だけです。
前身は日本書紀にある「筑紫館」と考えられ、7世紀後半から11世紀前半までの約400年間、大陸との交渉や、文化交流の窓口という役割を担っていたようですが、1047年の放火事件の記録を最後に、歴史の舞台から姿を消しています。
その後、1987年の平和台球場の外野席改修工事の際に遺跡が発見され、中山博士の予見通りの位置に、鴻臚館の存在が確定されました。
展示館には、古代の交易拠点だったという事が解る、国際色豊かな出土した遺物が展示されています。
現在も継続して発掘調査が行われています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/04/27
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