震災被災地の一つとしても訪ねる価値あり
- 3.5
- 旅行時期:2021/10(約4年前)
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by ろーかるせんさん(男性)
いわき市 クチコミ:9件
塩屋岬から北へと延びる砂浜です。
砂浜沿いの県道の海側に駐車場があり、トイレも設けられています。
薄磯は、東日本大震災の津波で、甚大な被害を受けた地区です。
海岸は整備され、砂浜と住宅地の間に、「薄磯防災緑地」と名付けられた堤防が築かれています。堤防へは階段とスロープで上がることができ、四阿が設けられています。
海水浴だけでなく、塩屋埼灯台を眺めながら、砂浜を、県道の歩道を、堤防上の園路を、散策も楽しめる海岸です。
堤防上には、豊間中学校の校内にあった石碑が移設されています。案内板から、被災し移転した豊間中学校のあった場所と知りました。震災前の様子を知らなくとも、街の変化を感じられます。
「薄磯防災緑地」の南端近くに、「いわき震災伝承みらい館」があります。震災の概要を知ることができ、砂浜や街の様子を一望できる施設です。
被災地のことを知り、防災について考えることもできる海岸です。
震災被災地の一つとして訪ねる価値もあると思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 景観:
- 3.5
クチコミ投稿日:2022/01/27
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