東日本大震災を後世へ伝える施設
- 4.5
- 旅行時期:2021/10(約4年前)
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by ろーかるせんさん(男性)
いわき市 クチコミ:9件
東日本大震災の津波で、甚大な被害を受けた薄磯地区に設けられた震災伝承施設です。
いわき市の震災被害や復興について知ることができます。
玄関前の地盤には、海抜10.3mであることを示す標識があります。薄磯地区には8.51mの津波が押し寄せたことも記されていました。
展示室は、壁面にパネル展示があるほか、テーブルタイプのタッチパネルディスプレーなどもあります。豊間中学校で被災した現物も展示されています。
パネル展示は、写真やグラフを多用し、震災の概要を解りやすく伝えている印象です。解説的で一般的な文体・表現ですが、漢字には、ふりがながありました。タッチパネルディスプレーには、災害から身を守る、子供向けのクイズもあります。
2階のバルコニーからは、薄磯海岸と住宅地を眺めることができます。被災した住宅地と中学校の校地を利用して築かれた、「薄磯防災緑地」の堤防も一望です。
土曜日と日曜日には、語り部の方による講話が行われています。訪ねたのは開催日で、1時間ほど、震災当日の様子を聴くことができました。
塩屋埼灯台の最寄りバス停「灯台入口」から塩屋岬へ歩いて行くときの、通り道にあります。塩屋岬を訪ねる機会があれば、訪ねるべき施設と思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/01/27
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