落ち葉が1つも浮いていません。
- 4.0
- 旅行時期:2021/09(約4年前)
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by リラクマさん(女性)
天草諸島 クチコミ:197件
袋池の畔に小さな祠がありました。そこにはこんなお話があるそうです。昔、米屋に美人の一人娘がおりました。両親は、「お金がないとよい婿は来ない」と思い込み、米を売るときは「小さ目な枡」、買う時は「大き目な枡」といったずるい商売を続け、やがて、お金持ちになり、婿をもらうことも決まります。そんなある日のこと、娘はいつもの通り、池へ米を洗いに行きましたが、足を滑らせて池に落ち、溺れ死んでしまったのです。あくる朝、池に浮かんでいる娘を見つけ引き上げようとすると、たちまち大蛇となり、渦を巻いて池の底へ姿を消してしまったそうです。娘の両親は「娘の幸せを願うあまり、人の道を外れた悪いことをした報いだ」 と反省し、罪を償うために祠を建てたそうです。袋池に落ち葉が1つも浮いていないのは、娘が落ちた葉をほうきで掃いてきれいにしているからだと、伝えられているそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/12/17
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