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江戸川公園 施設情報・クチコミに戻る

緑豊かな樹木に囲まれた居心地のよい休憩場所としてお勧めできます!

  • 4.0
  • 旅行時期:2021/08(約3年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

目白 クチコミ:17件

『江戸川公園』は、「目白通り(都道8号)」の「江戸川橋」交差点から「江戸川公園前」交差点までの南北区間を東西に流れる荒川水系の一級河川「神田川」に架かる「江戸川橋」北西側の袂を起点に「神田川」に沿って北側(左岸側)部分を西側(上流方向)に向かっておよそ500メートルの区間となる文京区関口2丁目に位置する文京区の親水緑地公園です。
公園の名称については、江戸時代初期に「江戸城」を中心とした都市整備を進めるうえで欠かすことのできない生活用水となる飲料水を確保するために武蔵野台地の湧き水を水源とする「井の頭池」に加えて「善福寺池」から発する「善福寺川」さらに「妙正寺池」から発する「善福寺川」の水源を合流させて整備された「神田上水」の取水口に上水を取り込むために築かれていた「大洗堰」から下流におよそ2キロメートル下った区間(現在の神田川に架かる大滝橋付近から飯田橋付近まで)を流れる現在の「神田川」が江戸時代に「江戸川」と呼ばれていたことに由来します。
『江戸川公園』が整備された時期については、1913年(大正2年)から実施された「神田川」護岸改修工事の完成に合わせて1919年(大正8年)に整備されており、「神田川」の治水事業に関して尽力した「大井玄洞」の功績をたたえて胸像が1928年(昭和3年)に『江戸川公園』敷地内に建立されています。
また、1933年(昭和8年)まで「神田川」に残されていた江戸時代初期に築かれた「大洗堰」が撤去された際に取水口に導かれた上水を流水路に取り込む流水量を調節するための「角落し」と呼ばれる設備であった板をはめ込むために設置されていた堰柱(石柱)が「神田上水取水口」に関する遺構の一部として『江戸川公園』敷地内に移設されています。
そのほか『江戸川公園』は、「江戸川橋」袂の広場から「神田川」に沿って西側に進むと敷地北側部分が武蔵野台地の東端にあたる「目白台(関口台地)」と呼ばれる高台から南側の「神田川」に沿って整備されている自転車・歩行者専用道路となる「神田川桜並木」に挟まれた傾斜地を活かした緑豊かな緑地に遊歩道が整備されており、時計塔のあるパーゴラ付きのベンチのほかにも各所にベンチが設置され、藤棚、傾斜地を活用した滑り台などの遊具施設もあり子供から高齢者まで幅広い年齢層が利用できる憩いの場となっています。
以前にも「神田川」沿いの「神田川桜並木」を数回にわたり通行していますが『江戸川公園』を素通りおり、今回は「江戸川橋」周辺エリアを訪れた際に久しぶりに「神田川桜並木」を通り短時間でしたが『江戸川公園』敷地内の写真撮影をして廻り「大井玄洞翁の胸像」および「神田上水取水口の石柱」の存在を知ることができました。
『江戸川公園』に立ち寄ったのが8月の昼過ぎでしたが、公園敷地内は都心であることを感じさせない緑豊かな樹木に囲まれ木陰が多く、各所にベンチが配置されており真夏の暑い日でも居心地のよい空間の休憩場所としてお勧めできます。
『江戸川公園』のある「神田川」沿いは、桜の名所にもなっているので機会があれば桜の咲く時季にまた立ち寄りたいと思います。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅1a出入口から江戸川橋を渡ったところです。
景観:
4.0
神田川に沿って約500メートルにおよぶ文京区の親水緑地公園です。
人混みの少なさ:
3.0
局地的な豪雨の後で、パーゴラ付きのベンチに人がいる程度でした。
バリアフリー:
2.5
敷地北側が武蔵野台地の東端にあたる目白台(関口台地)の傾斜地に遊歩道があります。

クチコミ投稿日:2021/11/28

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