平民宰相と称された原首相の遭難現場の標識と解説が、東京駅南口にあります。
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- 旅行時期:2021/11(約4年前)
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by さいたまさん(男性)
丸の内・大手町・八重洲 クチコミ:77件
平民宰相と称された原首相の遭難現場の標識と解説が、東京駅南口にあります。
明治維新において賠償金の支払い等で困窮していた岩手県出身の原敬は、新聞記者から外務省に入り、その後、政界に身を投じました。政友会総裁を経て、総理大臣となり、積極政策を推進しました。
反面、第1次世界大戦終結を踏まえ、国際軍縮会議を前に国防力の増強を先送りにしました。
我田引鉄と批判された鉄道建設政策の推進に際して、東京駅において鉄道員に襲撃されるという悲劇が起こりました。犯行後の犯人への恩赦、兵役面の優遇等から、種々の憶測が飛び交っていますが、現役の宰相が襲撃されるという事件が起こったことは、近代国家においてゆゆしきことです。
原首相の遭難を教訓に、教育面での反省を、永く伝えねばなりません。
東京駅での遭難現場の保存とその後の教育の重要性について、再認識した機会でした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2021/11/07
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